熊本城を世界文化遺産に・・・

問1:明治維新後の日本の歴史を左右した西南戦争だけでも、熊本城は世界遺産にする価値があるのではないか

問2:「西南戦争:日本最後の内戦と近代国家への脱皮」。さらに「熊本地震からの市民ぐるみの伝統と現代工法の調和による再興過程」これらを統合した世界文化遺産のテーマはできないか
という2つの問いをGoogle AIに聞いてみた。AIの知恵は誰かの知恵なのかもしれないが、下記の答えは大変気に入った。(その前後にも質問している。その文脈も踏まえた回答のはずだ)。城の再興過程は完成後には見られない。今見学することをお勧めします。
Google AI 最初の回答:
その視点は、歴史的意義を重視する立場からすると非常に説得力があります。実際、西南戦争における熊本城の役割は「日本の近代史を決定づけた」と言っても過言ではありません。
しかし、世界遺産(ユネスコ)の審査には、歴史的なストーリーの重要性とは別に、「物理的な証拠(本物であること)」に対する非常にシビアな壁があります。
1. 「物語」と「形」のジレンマ
ユネスコは、その場所で起きた「出来事」だけではなく、その出来事を物語る「当時の建物や構造物がいかにそのまま残っているか」を重視します(これを「真実性」と呼びます)。
西南戦争の価値: 薩摩軍の猛攻を50日間耐え抜き、明治政府の存亡をかけた戦いの舞台となった歴史的価値は世界級です。
物理的な壁: しかし、その戦いの中心であった天守閣は開戦直前に焼け落ち、現在のものは鉄筋コンクリートによる「再現」です。ユネスコからすると「当時の戦いを物語る本物の天守がそこにない」という判断になってしまいます。
2. 「戦跡」としての評価の難しさ
世界遺産には「負の遺産」や「戦跡」というカテゴリーもありますが、これらは非常に特殊です。
例えば、原爆ドームのように「壊れたままの姿」で残っているものは、当時の惨禍を直接伝えるものとして認められます。
一方、熊本城のように「新しく綺麗に作り直してしまった」場合、それは歴史の証拠ではなく、後世の「記念碑」とみなされてしまう傾向があります。
3. 世界遺産になれる「勝ち目」があるとすれば
もし熊本城を西南戦争の文脈で世界遺産にするなら、天守閣ではなく、以下のようなポイントが鍵になります。
現存する櫓や石垣: 実際に薩摩軍の銃弾を浴びた「宇土櫓」や、西郷隆盛が「清正公(せいしょうこう)に負けた」と言わしめた石垣そのものを主役にする。
シリアル・ノミネーション: 熊本城単体ではなく、田原坂(たばるざか)など他の西南戦争の戦跡とセットにして、「日本の近代化の産みの苦しみ」を象徴する遺産群として推薦する。
歴史好きからすれば、あの壮大な石垣と不落の歴史だけで十分に価値があると感じますが、ユネスコの「本物志向」のルールが最大のハードルになっているのが現状です。
もし「今の技術で木造に建て替えれば登録できるのか?」や、「同じ戦跡である原爆ドームはなぜ認められたのか?」といった点に興味があれば、さらに深掘りできます。
 
Google AI 2番目の回答「過去の終焉(西南戦争)」と「未来への再生(地震復興)」を一つに編み上げる。これは、単なる建物の登録を超えた、極めて重層的で日本らしい世界遺産像になりますね。

これらを統合するなら、「不屈の石垣:日本近代化の試練と、再生を支える伝統知の物語」(仮)といったテーマはいかがでしょうか。
このテーマで構成する場合、以下の3つの柱を統合するストーリーが描けます。


1. 「封建制の終焉」の証人(西南戦争
歴史的意義: 中世以来の「武士」という特権階級が、近代的な「市民軍(徴兵制)」と激突した場所。
物理的証拠: 加藤清正が築いた「不落の石垣」が、近代兵器を擁する薩摩軍を食い止めた。これがなければ日本の近代化(明治政府)は頓挫していたかもしれないという、国家の分岐点としての価値です。


2. 「生き続ける伝統技術」の継承(地震復興
技術的価値: 熊本地震で崩れた石垣を「一つひとつの石の表情から元の位置を特定する」という途方もない作業は、400年前の石工の思考を現代の技術者がトレースする行為です。
現代との調和: 伝統的な「野面積み」などの技法を、最新の耐震技術やデジタル解析で補強する。これは「伝統を保存するだけでなく、現代の知恵で進化させて未来へ送る」という、ユネスコが近年重視している文化継承の理想形です。


3. 「コミュニティのレジリエンス」という精神(市民ぐるみ
社会的価値: 西南戦争で焼け野原になり、地震で崩壊しても、その都度「自分たちの手で」城を再建してきた熊本の人々の精神性。
参加型遺産: 「一口城主」や「見せる復興」は、文化財を専門家のものではなく、市民が自分たちの誇りとして守り続ける「生きた遺産(リビング・ヘリテージ)」の世界的なモデルケースになります。

このテーマが「世界遺産」に突きつける新しい問い
このアプローチで推薦すれば、ユネスコに対して以下のような新しい価値観を提案できます。

「世界遺産とは、完成された過去の遺物ではない。歴史の激動(戦争・災害)に耐え、その都度、人々が伝統と革新を融合させて繋いできた『不屈の歩み』そのものが、人類の普遍的な価値(OUV)である」
このように、西南戦争という「国が形作られた時の記憶」と、地震復興という「今を生きる人々の情熱」を「石垣(城郭構造)」という共通の軸で繋ぐことで、世界に類を見ない強力なテーマが出来上がるはずです。
もし、このストーリーの「中心となるシンボル」を一つ選ぶとしたら、やはり「弾痕が残り、崩れてもなお積み直されている石垣」でしょうか?あるいは別の場所が思い浮かびますか?

PDF論文。切り貼りできずともマーカーは引きたい という設定方法(備忘録)

最近、多くの論文がネット上からPDFで取れるようになり、便利だ。しかし、切り貼りできない設定のPDFも多い。著作権上、理解できるが、論文を読む際に蛍光ペンや下線、書き込みはしたい。

そういう設定はAcrobat 自身の機能で可能だ。

  1. Acrobatのすべてのツールから PDFを保護 を選ぶ
  2. セキュリティのプロパティを選び、セキュリティ で パスワードによるセキュレティ を選ぶ
  3. 文書の印刷及び編集を制限 をチェックする
  4. 変更を許可 で 注釈の作成、フォームフィールドの入力・・・ を選ぶ (テキスト・・・のコピーを有効にする は選ばない。
  5. 権限パスワードの変更 で PW を入力し、 OK をおす
  6. 再度PWの入力を求められるので、同じものを入れる
  7. OK を押して設定を閉じる。このファイルを保存すれば設定終了
  8. 再度設定を変更したいときは上記操作を繰り返し、たとえばセキュリティを解除すればよい。

ただし、既にセキュリティを設定されている論文PDFを落手しても、その学会側で設定したPWを知らなければ変更できない。いざとなれば、 画像として 印刷し、OCRにかければなんとかなるが、提供する学会の趣旨から外れるだろう。

上記で、切り貼り禁止だが書き込み可能な設定にしている雑誌があれば教えてください。私はそのほうが読者に親切だと思います。

クマ管理に関する日本自然保護協会の見解

Facebook 2025/12/10

日本自然保護協会のクマ管理に関する要望書には「ブナ科堅果類の不作年にも大量出没を発生させない適正規模での個体数管理と、人とクマのすみ分け(ゾーニング)を実現する必要」【および「また、クマの人馴れを防ぎ、クマと人が互いに恐れ合う緊張関係の構築が重要です」と】明言している。かなり意見が近くなりました。【2004年の彼らの要望書の見解から大きく変わったと言えるだろう。】

www.nacsj.or.jp

狩猟者の殺気を、野生鳥獣は感じ取ることができるか。

特別インタビュー 羆撃ち 久保俊治(中編)|狩猟生活

以下を読むと、殺気というのは対象動物(狩猟者)から発せられる何かだけでなく、その周囲の鳥や虫も含めた総合的なものかもしれない。

 

――動物が寄ってこないということの関連ですが、著書のなかで、殺気が出ていて近所の犬が出てこなかったというのがありますが、当時はやはり殺気立っていたんですか?
はい。いまは、その殺気がなくなってきているから、かえって、楽に獲れるんでしょうね。自分が飼っていた犬によって、学んだこともあるのだと思います。

――弾を外してしまって、自分の所に向ってきたらどうしようって、ことを考えたのでしょうか?
れじゃ、鉄砲撃ちをするな、ですね(笑)。ヒグマは、人間をほとんど襲ってこなかったから、いままで生き残ってきたんです。冬眠もするし、単独ですし。エゾオオカミは群れだし、冬眠しないから、一気に滅びの道に進んだ。ヒグマが確実に人間を襲うとして、自分をエサにして待てばぜったいに獲れますが……でも、そうじゃないところがあるから、獲れないんですね。
 森にクマが潜むということは、すごいことなんですね、ある面で。直径15〜20㎝の倒木があったら、少し掘って、ピタッと伏せて、巨体を見せない。でも、そういうふうにしているときは、その周りの空気が違うんです、ポコっとそこだけ。
それが殺気なんでしょうね。その殺気によって、普通まわりにいるような、小さい鳥の声がしなくなる。そこで、あっ、そこだな、と私は目星をつけるわけです。

昔は教わったけど今は使わない英語表現

朝どらで久々に「Have you…」を完了形以外で聞いた。そこで、Google AIに聞いてみた。

昔は教わったけど今は使わない英語表現。

答えは以下だ。やばい、1番目と2番目と10番目以外全部使ってる。どこかのサイトでまとめたものはないのか。

■ ① Have you ~?(助動詞的 have)
❌ Have you a pen?
⭕ Do you have a pen? / Have you got a pen?
👉 さきほどの通り、古風・フォーマル寄り

■ ② Shall we ~? の多用
❌ Shall we play tennis?
⭕ Do you want to play tennis? / Let's play tennis.
👉

イギリスでは今でも使う
ただし日常会話では少し丁寧・提案っぽい響き
アメリカではかなりフォーマル
■ ③ May I ~?(過度に丁寧)
❌ May I go to the restroom?
⭕ Can I go to the bathroom?
👉

May は許可としてはやや硬い
子どもの会話では特に不自然に聞こえることも
■ ④ It is ~ for A to…(形式主語の硬い文)
❌ It is difficult for me to understand this.
⭕ This is hard to understand. / I can't understand this well.
👉 文法的には正しいが、会話では簡潔化される

■ ⑤ I am very glad to meet you.
❌(初対面で)I am very glad to meet you.
⭕ Nice to meet you.
👉

「glad」はやや硬い・古風な印象
教科書英語っぽさが強い
■ ⑥ Do you like ~? の万能使用
❌ Do you like soccer?(初対面で多用)
⭕ Are you into soccer? / Do you play soccer?
👉

間違いではないが、会話としては単調・不自然になりやすい
■ ⑦ I have no ~(否定の硬い形)
❌ I have no money.
⭕ I don't have any money.
👉

文語・強調的な響きになる
■ ⑧ Where is ~? の直訳的多用
❌ Where is the restroom?
⭕ Where's the bathroom? / Excuse me, is there a restroom?
👉

丁寧さや自然さを加えるのが現代的
■ ⑨ Very を多用しすぎる
❌ very big / very good / very interesting
⭕ huge / great / fascinating
👉

語彙の幅を広げる方が自然
■ ⑩ Yes, I do. / No, I do not. の機械的応答
❌(すべて)Yes, I do.
⭕ Yeah / Yep / Not really / Kind of

自然保護と漁船の安全の両立を図ることが、科学委員会の任務だろう。

  • 知床世界自然遺産に計画されていた携帯電話基地局計画が、近年の衛星通信技術(スターリンクミニ)の急速な技術革新を踏まえ、知床岬(世界遺産決議Eng.)に続き、ニカリウス地区における環境影響評価や携帯基地局の整備を中断し、地元住民と協力しながら衛星通信技術の実証に取り組むことになりました(林野庁pdf)。世界遺産の自然保護と小型漁船の安全を両立する道が開かれたことを歓迎します。2022年の観光船沈没事故以後、この間に大きな海難事故がなかったことが何よりの幸いでした。
  • 携帯基地局問題は、科学委員会では世界遺産のOUV(登録基準)を損なうか否かの問題として議論されてきました。しかし、非公式には問題発覚当初から衛星通信技術の発展により基地局が不要になると指摘した人もいました。ただし、新技術に必要な蓄電池とアンテナが、果たして小型漁船に載せられるものかどうか、その費用が高額ではないかという指摘も地元から非公式に聞かれました(公式には2025/10/25議事録13頁参照)。当初から、OUVの価値と漁船の安全の両立を図るため、漁民と対話すべきだったと申しましたが(2024/6/25議事録24頁)、代替手段は科学委員会マターではないということで、両立の図り方の議論は不十分だったといわざるを得ません。よって、シカWGでは議論されたが、海域WGの議題にはほとんどなりませんでした(2024/8/24議事録22頁参照)。携帯基地局が進められた場合に、予定通り2025年3月に完成したかはわかりませんが、1年近く遅延したとも言えます。係争中に大きな事故がなかったのは幸いでした。経費の問題も、補助が得られているということは幸いでした。

 

畏敬の念 の英語

  1. The word “reverence” is rooted in the Latin reveror, meaning “to stand in awe of, to revere or respect.” Reverence includes a healthy fear of overstepping, harming, or violating something or someone we hold in awe or deeply appreciate. It is somewhat like the Holy Fear of the Lord counseled by Scripture, wherein we hold God in awe and dread offending Him out of respect and love.
    「畏敬」という言葉はラテン語のreverorに由来し、「畏敬の念を抱く、崇敬する、尊敬する」という意味です。畏敬の念には、私たちが畏敬の念を抱いたり、深く感謝している何かや誰かに対して、踏み込んだり、傷つけたり、侵害したりすることへの健全な恐れが含まれます。これは、聖書が勧める主への聖なる畏敬に似ています。私たちは神を畏敬の念を抱き、敬意と愛から神を怒らせることを恐れます。
    The Need for Reverence, as Seen in a Remarkable Animation - Community in Mission
  2. ドイツ語では1952年にノーベル平和賞を受賞したアルベルト・シュヴァイツァー博士が提唱された「生への畏敬(Ehrfurcht vor dem Leben)」という言葉があるそうです。

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