環境保全−はじめからこれを研究する学者は不幸です

Date: Sat, 7 Aug 2010 11:39:09 +0900
Menge et al. (2009) Terrestrial ecologists ignore aquatic literature: Asymmetry in citation breadth in ecological publications and　implications for generality and progress in ecology. Journal of Experimental Marine Biology and Ecology 377:93-100.
Stergiou & Browman (2005) Bridging the gap between aquatic and　terrestrial ecology. Marine Ecology Progress Series 304:271-307.
　すごいね。初めて知った。感謝。
　環境科学って、すごく怪しい分野ですね。特に海洋は。はじめからこれしかやらない研究者は不幸だと思います。

Date: Mon, 16 Aug 2010 11:43:37 +0900
　【上記の趣旨と引用文献の内容が乖離していると言う指摘を受けました】
　仰るとおりでしょう【ごめんなさい】。なぜ、海関係のしっかりした論文が引用されないかといえば、【】米国NSFは海洋関係の基礎研究にあまり予算を出さず、民間・環境団体が予算を出すようになった（「飽食の海」115頁http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2004/Clover04.html）。　そのため、Media worthyな研究を求められ、より扇動的な結果や予測を引き出すようになった。【それに対して】、地道な研究が（他分野に）ほとんど省みられなくなったことが不幸だという趣旨です。