10/11 個体群生態学会 企画シンポジウム「カワウ個体群管理の未来」

Date: Thu, 17 Sep 2015 11:23:19 +0900

個体群生態学会彦根滋賀県立大学で開催されます(Program

 地元関連のテーマとして、標記シンポジウムを開催します【】。参加登録(有料)が必要ですが、この機会に、カワウ管理の課題と今後の方針を考えてみたいと思います。カワウ問題は滋賀県だけの問題ではありません。広域への影響も含めた議論が必要です。
 また、個体群生態学会自体への参加もぜひお願いします。別の企画シンポジウムの立案も含め、発表申し込みの締め切りは9月25日です。締め切りから行事まで2週間ほどしかないため、先んじてお知らせさせていただきました。

第31回個体群生態学会大会 企画シンポジウム
「[http://ecorisk.ynu.ac.jp/matsuda/2015/PopEcolShiga.html:title=カワウ個体群管理の未来]」
Future perspective of cormorant population management
趣旨 琵琶湖をはじめとする日本各地で、内水面漁業や森林に影響をおよぼすカワウ。琵琶湖では、2009年から実施している大規模個体数管理により、カワウの個体数は大幅に減少してきました。その結果、竹生島などでは植生回復の兆しが見えつつあります。しかし、大量捕獲による慎重個体の増加、他地域との連携など、他種の野生鳥獣管理と共通な課題とカワウならではの課題があり、今後の予断を許しません。本集会では、過去のカワウ、漁業、森林の状況、カワウと人とのかかわりについて改めて紹介するとともに、今後のカワウ個体群管理の将来像を議論したいと思います。詳細は以下に掲載予定
プログラム(案)
10月11日(開催日未定、申請中)
14:30: 松田裕之(横浜国大)趣旨説明
14:40: 西森克浩(滋賀県水産課)滋賀県のカワウ個体群管理モデルと捕獲目標(仮題)
15:05: 須藤明子((株)イーグレット)シャープシューティングがカワウ被害を減らす成功事例の紹介
15:30: 須川恒(龍谷大学深草学舎(非常勤))滋賀県のカワウ個体群制御の結果、あらためて直面している課題
15:55: 総合討論
16:30: 閉会