クマも個体数調整が必要では

Date: Mon, 15 Jul 2019 16:22:53 +0900

皆様,我々がスコラ論議を重ねている間に,事態はどんどん切迫しているように見えますが,皆さんはそうは考えていないのでしょうか。
 札幌市は政令指定都市ですから,独自の判断を下すこともあると思いますが,それ以外は道が主体的に考えねばならないと私は思います。そのための【ヒグマの】全道計画ではないでしょうか。森林公園はマラソン大会を中止するような場所。<地元では「自然公園だから」としゃくし定規に対応した道への不満が募る>【北海道新聞2019/7/15】というのはもっともだと思います。
 これから獲るとなっても,さて,市街地付近でどうやって獲るのでしょうか。

 そろそろ,シカと同じく,捕獲数の上限でなく,減らすための目標捕獲数を決めた個体数調整が必要だと私は思います。そのほうが,結局は,クマは人を避けるようになり(おそらく,トドがそうなりつつある),クマとヒトが共存できると期待します。
 【札幌市の個体群は積丹恵庭で、まだ環境省の絶滅危惧個体群でしたね。200-800頭という推定では保護すべきか個体数調整すべきかも不明確。】本来は絶滅危惧地域個体群解除と並行して進めたいが,昔,環境省絶滅危惧種の段階でゼニガタアザラシの試験捕獲を打ち出したこともある【】。ひょっとすると,環境省ゼニガタアザラシのように希少鳥獣保護管理計画(第3種)で引き取るかもしれませんが,それを待ってはいられないでしょう。道が打ち出さない限り,多分,環境省は動かないでしょう。