松田の返信19 Mar 2008

ありがとうございます。【】事実認識としてはかなり一致していると思います。問題は具体的にどうするかですが、その場合には、わかりやすい明確な戦略が必要です。
 三者択一は不幸とのことですが、「自立を目指す」とは全く税金を使わないという意味ではありません。
 流域単位でないとすればどうするのか、対案が必要です。もう少しまとまった単位【】がよいというのは理解できます。ただし、それも予算との兼ね合いになるでしょう。
 自立を目指すといっても、単に農林水産業の経済価値だけでなく、下流の氾濫を抑える価値などさまざまな生態系サービスも評価すべきというのが私の主張です。この点は大住さんのご意見とそれほど変わらないと思います。
 撤退すれば、伝統的な里山生物多様性は維持できず、別の生態系になるというのはその通りだと思います。より具体的な将来予測が必要と私も思います。
 繰り返しますが、何がおきるかわからないが予防原則で守ろうというだけでは里山は守れないと思います。証拠不十分でも具体的に守る根拠を述べる必要があります。そのような予防原則ならある程度世論の支持が得られるでしょう。それは、【】きわめて重要な社会的使命だと思いますので、よろしくお願いします。