2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

公開シンポジウム「ヤクシカと屋久島の植物の過去・現在・未来」

昨年、今春に続き、屋久島現地での環境省推進費・矢原プロジェクトでの報告会を開催します。 2006年11月7日夕方 ◆矢原徹一 (九州大学) 「ヤクシカ増加の下での絶滅危惧植物の変化」 ◆千葉かおり(自然環境研究センター) 「森林内に設置した植生保護柵によ…

愛知万博跡地のその後

Date: Sun, 29 Oct 2006 10:32:47 +0900 Dear D.B. Cc xxxx Thank you for email from Greece. As you wrote, I do not know well about the present condition of Kaisho Forest.NURAD Project at Kaisho was definitely cancelled in 2000. But I am unsur…

不可思議なSoftbank mobileの料金形式

Softbankが買収してから、VodafoneはVodafone同士の通話、メール使用料をただにするという。私はVodafone利用者だが、今までも定額制で、それを超えることはないので、特に不自由はしていない。安いと思っていた。 他社への通話料は課金される。したがって、…

海域管理計画への水産庁の関与について

Date: Wed, 25 Oct 2006 23:46:14 +0900 (JST) 【25日の海域作業部会で】科学委員会で一貫して要望していた、水産庁の事務局(管理計画当事者)への参加を水産庁が拒否したため、 「世界遺産地域での海域管理については、漁業も含めて環境省が責任を持って担…

海域管理計画における漁獲量の取り扱いついて

Date: Wed, 18 Oct 2006 16:49:38 +0900 Xさま 皆様 ありがとうございます。 【93-2002年の漁獲統計だけでなく】1985年から92年の平均漁獲量も記すべきでしょうね。キーストン種*については【】、スケトウダラが減っている以外は、特に激減している魚種はな…

11.6横浜国大シンポジウム「東京湾の利用と環境を考える」のご案内

Date: Tue, 24 Oct 2006 10:13:31 +0900 (JST) Wildlife, 水産海洋 応用生態工学ML各位(重複受信お許しください)シンポジウム・シリーズ 横浜から海洋文化を育む 第2回「東京湾の利用と環境を考える」のご案内 港とともに発展してきた横浜にあって、横浜国…

10.23シンポジウムの質問への補足

おかげさまで、23日の横浜国大・国環研の包括連携記念シンポジウムは満員の参加者の下、活発な議論に恵まれました。 そのうち「個体群管理の事例紹介が多かったが、生態系管理の事例はないか」という質問がありました。理論的には研究を進めていますが、具体…

横浜国大「海と港の週間」

このたび横浜国立大学では「海と港の週間」と題して4日間連続のイベントを開催しますのでご案内申し上げます。 ご興味のある方は是非ともご参加ください。 全イベント一覧 海と港の週間ポスター イベント開催日およびイベント名称 11月6日(月):シンポジウ…

アイスランドの商業捕鯨再開について

Date: Mon, 23 Oct 2006 10:32:26 +0900 【最近国際捕鯨委員会IWCに復帰したアイスランドが、2003年から行っていた調査捕鯨から新たに商業捕鯨を再開し、ミンククジラと(シロ?)ナガスクジラを捕獲した。BBCニュースでは捕鯨は倫理的に問題であると報道さ…

エゾシカWGへの書簡

Date: Wed, 28 Dec 2005 23:10:25 +0900 (JST) エゾシカWG委員、および関係各位 松田です事前協議資料ありがとうございました。質問と意見を述べます.【】 2)P1「密度操作実験」を行う必要性で科学委員会で合意し,さらに「最も条件がよいのが「○○」地域…

これから学位を取りたいと思う若者へ

Date: Mon, 22 May 2006 08:56:22 +0900 学位というのは、指導教員がよしといえば取れるものではありません。投稿論文が受理されねばならない。ある程度の見通しは教授にあるでしょうが、教授も(私も)投稿して却下されることはよくあります。まして、院生…

環境コンサルタントの役割

Date: Fri, 13 Oct 2006 12:32:45 +0900 ○○さん ありがとうございます。○○さんに宜しくお伝えください。 多くのコンサルがさまざまな制約がありながらも、環境について新たな仕掛けを作りたいという意欲を持っていることは、池袋勉強会を見ればよくわかりま…

諸外国の魚食は増えるか減るか

Date: Wed, 11 Oct 2006 00:56:02 +0900 ○○さん ○○さん 先日、Charles Clover著「飽食の海」の書評を水産学会誌に書きました。結構好評のようです。そのときには、この著者は結局は漁業の否定をもくろんでいると書きました。そう思われる箇所がいくつかあり…

里海論

Date: Tue, 10 Oct 2006 19:17:01 +0900 昨日、能登半島で里山里海学校解説記念討論会がありました。 柳哲郎さんが里海論を展開していましたが、私は里山とはだいぶ違うという(Mさんの)指摘に賛成です。 ただ、人間が関与して生産性があがることがあるとい…

奥能登、福岡など

Date: Fri, 13 Oct 2006 08:33:16 +0900 この1ヶ月で、私にはいろいろなことがありました。(ほとんど大学にいなくて、網走、釧路、奥能登、福井、京都、広島、福岡などにおりました)。 奥能登では日高敏隆さんの講演を久しぶりに聞きました。スライドなど…

世界の漁業の長期展望について

Date: Wed, 11 Oct 2006 00:39:15 +0900 ○○さま 昨日、奥能登で○○先生に会いました。 私の見解は世界的にかなり極端(世界の水産学者で、漁業が【持続可能に】増産可能というのはおそらく私だけ)ですから、多数派の見解も混ぜて紹介させていただきます。討…

よい指導者の条件とは

私は小学生のころから中日ドラゴンズのファンである。私の上司だった九大の巌佐庸教授、なくなった東大海洋研の松宮義晴教授もそうだった。3人とも、特に愛知に地縁はない。松宮教授は熱心なファンで、全国の球場に出向いて応援の先頭に立っていたらしい。…

シカを食べるのは残酷か?

Date: Tue, 10 Oct 2006 09:25:02 +0900【一部加筆】 ○○さん c○○先生 しかし、数をコントロールするために、殺して、鹿肉として食べてしまう、熊の肝を薬に使うというのも残酷な気がします。「里山」における野生動物に対する倫理観の整理も必要かな、と感…

生態リスク:個体レベルと個体群レベル

Date: Tue, 3 Oct 2006 10:17:25 +0900 ○○さんへ Q種の感受性分布における種の選び方について Aこれについては、比較生態学で常に議論していることで、「種間比較」と呼ばれます。個々の種を独立にデータ とみなすのではなく、その系統樹の近縁さを考慮し…

10月23日 横浜国大/国環研シンポジウム

Date: Sun, 8 Oct 2006 06:34:55 +0900 (JST) jeconet wildlife ece-ml biometry Suisan-kaiyo, kaiseki各位(重複受信の方お許しください) 横国大COEでは10/23に、国環研との連携を記念する下記のシンポジウムを東京フォーラム(有楽町)にて開催します。…

特定鳥獣保護管理計画の可能性

Date: Wed, 7 Dec 2005 01:49:27 +1200 ○○さん、皆さん 現場感覚がないので、無知を承知で仮の意見です。9日にご批判ください。 →生態系保全やシカ管理に関する協議会の必要性 合意形成の場(地域協議会)は主たる利害関係者すべてが入らないとだめ。かかわ…

生態リスク研究に関する疑問点

Date: Tue, 19 Sep 2006 17:55:47 +0900 ・メダカのフルサイクル試験を行いλ(Exp(内的自然増加率)) をはかって生態リスクを評価しました。しかし野外の「 定常」状態ではλ=1.そこに毒物を入れればλ<1になるのは当然です。実験室で何を測っているか…

学生と記者、どちらが取材できる?

○○さん いい取材をしてきましたね。全体展望はともかく、具体的な意見で重みがあります。 ブラックマーケットの実態はかなりおもしろい。でも新聞記者は手をつけられない問題。ぜひ、明らかにしてほしい。 これは危ない。学生なら手をつけられるとは見当違い…

プランクトンベントス学会公開シンポジウム

Date: Tue, 3 Oct 2006 10:25:18 +0900 ○○さんへ どんなお役に立てるのかが不安でしたが、それなりに総合討論が盛り上がり、よかったです。○○さんは、言いたいことがおそらくもっとあったでしょう。 今、横国大でMillennium Ecosystem Assessment (Synthesis…

マーカ利用選抜と遺伝子組換え作物

Date: Mon, 2 Oct 2006 19:49:53 +0900 ○○さん c○○先生 ご無沙汰しています。 J. Rifkinが添付【遺伝子組換え作物はすでに時代遅れであり、マーカ利用選抜(MAS)という安全な育種技術が取って代わるだろう】のようなことを言っているそうです。 このMASとい…