2009-01-01から1年間の記事一覧

事業仕分けで結果も出せない外国人JSPS-PD

Date: Sun, 20 Dec 2009 13:37:33 +0900 ありがとうございました。外国の候補者から問い合わせが来ていたので、落選かと思っていました。 JSPSの外国人Postdocの採否結果は1月に延期になったと答えておきます。 それにしても、若手研究者を育てる教育研究拠…

私の頭は西洋人? 生態リスクCOE 横浜国大公開講演会のお知らせ

Date: Fri, 18 Dec 2009 17:30:56 +0900 以下のような公開講演会を開催します。表記COE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」では、自然保護の考え方の東西比較を試みており、今回はその一環として企画しています。 今回の企画者の伊藤公紀教授の行っ…

地域環境学Networkへのいざない

Date: Fri, 11 Dec 2009 19:54:08 +0900 参考までに、「地域環境学ネットワーク」を紹介させていただきます。 http://www2.nagano.ac.jp/sato/jst2/leaflet.pdf これも、「象牙の塔」では地域にどっぷりと利害関係者としてかかわっている人間(私は違います…

COE声明に対する記者の反応

Date: Wed, 9 Dec 2009 18:37:40 +0900 COE側も反省が必要というのが知人の記者の反応です。下記の矢原さん(保全生態COEリーダー)の提案は、そのような内容だと思います。 http://d.hatena.ne.jp/yahara/20091130 今朝(9日)の朝日には、7日の生物科学学…

丹沢の猟区経営

Date: Sun, 6 Dec 2009 03:47:15 +0900 丹沢には古くから猟区があり、以前はかなり儲かっていたということでした。確かに、首都近郊というのは強みですね。シカは増えているのに、最近では首都圏の猟師は北海道の乱場に行って、丹沢は減っているとのこと。宣…

COEと若手研究者の未来

Date: Sat, 5 Dec 2009 08:17:15 +0900 お忙しいところ、私の泣き言にお付き合いいただき、ありがとうございました。 【COE予算への反省もこめた意見が必要だという意見に対して】それは私も思います。しかし、その声を上げるのは、現在のCOE代表ではなく、…

明日、東大小柴ホールへ!

Date: Wed, 2 Dec 2009 18:31:24 +0900 生態リスクCOE関係各位 さて、明日【13時から】のCOE拠点共同記者会見、【】私も、開始早々しかいられませんが、参加します。現場のCOE運営も含めて、思いのたけを語るかたの参加を勧めます。ほかの若手からどんな発言…

全国COEによる刷新会議への共同声明について

Date: Tue, 1 Dec 2009 16:26:17 +0900 生態リスクCOE各位 刷新会議などでGlobal COEへの削減などの「仕分け」が報道され、ご心配をおかけしています。仕分けのままですときわめて厳しい予算削減が見込まれますが、COEフェローの雇用については、他のあらゆ…

MABとSATOYAMA Initiativeの関係について

Date: Fri, 20 Nov 2009 10:46:56 +0900 先日、環境省が進めるSATOYAMA Initiativeの取り組みについて説明を受ける機会があり、Satoyama InitiativeとMAB(UNESCO's Man and Biosphere Program)との関係について質問を受けました。Satoyama Initiativeは、単…

クロマグロ問題について、NHKラジオジャパンでの意見

Date: Wed, 18 Nov 2009 00:33:00 +0900 クロマグロ問題では、ICCATの結論が出て、1段落着いたと思います。NHK ラジオジャパンからインタビューを受け、以下のように答えたので、お知らせします。11.16の午後2時からの番組で放送されると聞きました。 …

11.14横浜国大 海センターSymposiumのお礼

関係各位 本日は、170名ほどの参加者に恵まれ、最後まで100名近くが討論に加わり、たいへん実りある集会とすることができました。事前登録が80名ほど、午前中まで風雨ともに強く、たいへん心配しましたが、おかげさまで、多くの飛び入り参加に恵まれました…

生物多様性 をわかりやすく語るには

Date: Fri, 13 Nov 2009 09:36:00 +0900 現代用語の基礎知識2010 巻頭グラフ に 「生物多様性」ってなんだろう? 生態系を考えるための13のQ&A を書きました。巻頭グラフは やくみつる氏の「世相フラッシュ」と上記だけですので、生物多様性がいかに重視…

漁業の多面的機能について

Date: Wed, 11 Nov 2009 22:43:05 +0900 学術会議でも、最近では多面的機能から水産を削除しているようですね(要確認)。 とんでもないことですが、そのような見解があるのは確かです。 とりあえず、水産総研の「あり方」サイトを紹介します。 http://www.fra…

大成功!日中露オホーツク保全Consortium

Date: Mon, 09 Nov 2009 01:03:20 +0900 皆さん 本当に素晴らしいシンポジウムでした。「オホーツク海の環境保全に向けた日中露の研究者による共同声明」が採択されて良かったです。感動しました。これも、白岩さん始め、このアムールプロジェクトのかたがた…

コスモス国際賞

Date: Mon, 2 Nov 2009 15:00:58 +0900 31日、国際賞、無事終わりました。 コスモス国際賞、ネット中継していたようですね。残念。 http://www.expo-cosmos.or.jp/whatsnew.html 生態系サービスという言葉は、お金がすべてという意味ではないという根拠とし…

11/14 横浜シンポジウム「海の不思議を探る」

Date: Mon, 2 Nov 2009 14:27:50 +0900 10月31日、国連大学でコスモス国際賞の受賞記念講演会がありました。その席でも、生物多様性条約(CBD)の取り組みについても述べさせていただきました。 CBDでも、海が議論の焦点となります。我が横浜国大海センターで…

自然に対する管理責任とは

Date: Fri, 16 Oct 2009 20:58:12 +0900 今回の書籍、【】大いに魅力が増したと思います。ありがとうございました。 Stewardshipについては言及がないようですが、FSC,MSC(エコラベル)の根底には管理責任がありますよね?自然をコントロールできると言う考…

生物多様性総合評価

Date: Thu, 29 Oct 2009 16:54:19 +0900 シギチドリだけのデータよりは、総合的なデータのほうが信用できるでしょう。シギチドリも、減った理由に言及しないと同じことになります。 私は、30年前と比べれば、両生類と淡水魚は別ですが、多くの野生生物は回復…

日本人の主食について 食料と食糧について

Date: Wed, 28 Oct 2009 03:48:28 +0900 食料と食糧は英語では区別がないようですね。カロリー摂取の穀物依存度は、日本でも1950年代は(中国では最近まで)7割でしたが、今は(パンや麺もあわせて)4割程度。欧米は2割でしょう。「米は依然として主食(にすべ…

調査前のダミーデータを用いた統計解析

Date: Tue, 27 Oct 2009 13:09:12 +0900 あと、どのくらいのサンプルが得られそうかの見通しが大切です。 IWCでは、架空データを作る人と、その答えを知らされずに各国各人で解析法を開発して答えを出し合い、最も性能の良い方法が採用されます。 これで、ど…

魚を食べなくなった南ア人

Date: Thu, 22 Oct 2009 11:48:34 +0900 おととい、南アから戻ってきました(生物多様性会議)。黒人の旅行ガイドの話では、昔はよく魚を食べていたが、今は管理されて漁獲量が減り、魚価が上がって肉を食べているとのこと。水産物は主要な輸出品とのことで…

ドバイのトランジット

Date: Mon, 12 Oct 2009 10:39:58 +0900 ドバイのトランジット、ご参考まで http://4travel.jp/overseas/area/middle_east/uae/dubai/qa/11132/ エミレーツ航での乗継の場合、 STPCというサービスがあります。これはエミレーツに限ったサービスではありませ…

公費出張のマイレージ自粛についての質問

Date: Thu, 22 Oct 2009 02:07:01 +0900 突然のメールをお許しください。横浜国大の松田裕之と申します。 私は今月、3回公費海外出張します。これは例外的に多いのですが、3度目の豪州出張について、マイル取得の自粛が通達されました。 公費出張で取得した…

新たな鳥獣管理手段としてのCullingの訳語について

Date: Wed, 14 Oct 2009 13:42:38 +0900 カタカナは分かりにくいというのは同感です。しかし、今までと違うものだという認識を浸透させるには、言葉を変えたほうが良いでしょう。特に、1999年以前の用語!である 有害駆除 は私もいただけません。 単に駆除 …

ポスト2010年目標について

Date: Tue, 20 Oct 2009 03:29:01 +0900 2020年までに「生物多様性の(人為的影響による)損失ゼロ」が現実的と考えるか、現実的でなくても掲げることに意味があると判断されたということだと理解します。 私は、この目標が現実的とは思いません。日本国内でさ…

生物多様性条約、2010年後の目標への意見

Date: Sat, 17 Oct 2009 11:35:01 +0900 昨日は自分の話とともに、急遽、「日本代表」として生物多様性条約、Post2010目標を議論するパネル討論に登壇しました。日本政府の主張はそれなりに反映されそうです。また、具体的な指標(温室効果ガスの排出量のよ…

Post2010目標 CapeTownより

Date: Fri, 16 Oct 2009 03:18:16 +0900 CapeTownより松田です。今、DiversitasOSC2会議に参加しています。今頃、神戸会議も開かれていることでしょう。 私の発表は明日ですが、本日、Post2010目標を策定している中心人物【】と面談する機会がありました。明…

国際会議漬けとはCO2排出源ではないか

Date: Tue, 13 Oct 2009 11:08:46 +0900 これから生物多様性条約関係のDIVSERSITASの会議で南アです。生物多様性条約関係の国際会議が年に何度も開かれ、世界中で同じ人と何度も顔を合わせる。予算が付いているのかもしれないが、我々は環境保全を語りながら…

名古屋工業大学増田研究室セミナー

Date: Thu, 24 Sep 2009 12:46:08 +0900 「絶滅危惧種の判定方法と生物多様性ホットスポットの選定」 日時:10月21日(水) 14:30-16:00 場所:名古屋工業大学1号館309号室大学院ゼミ室 松田裕之(横浜国大・環境情報) 維管束植物では、全国を約10km四方の…

9.29 日本政府提案説明会での意見

Date: Wed, 30 Sep 2009 16:00:33 +0900 9/29、外務省主催?の「ポスト2010年目標意見交換会」が開かれました。次は10月15-17日の「神戸国際対話」が焦点となるようです。 http://www.j-bon.org/wp/wp-content/uploads/2009/08/post2010-3.pdf http://www.ko…