UNEPの人獣共通感染症報告書

Date: Thu, 16 Jul 2020 11:30:51 +0900 (日本語紹介)UNEP、動物由来感染症*への対策怠れば今後の大規模感染続くと警鐘。生態系と食料課題と密接 国連環境計画(UNEP)と国際家畜研究所(ILRI)は7月6日、動物由来感染症のヒトへの感染を防止するための実…

自治体等の「環境影響評価審査会」という名称は訂正すべきだ

Date: Wed, 24 Jun 2020 16:45:09 +0900 どうして多くの自治体では「環境影響評価審査会」のような名称の委員会があるのでしょうか?ここは【環境影響評価(EIA)における】首長の意見をまとめる場で、事業の許認可や事業者を評価する場ではないとおもいます…

統計的生命の価値からみて、緊急事態と医療崩壊の軽罪損失を比べてみる

緊急事態の経済損失(日本の4月だけ、個人消費だけで14兆円)は重い。新型コロナワクチン普及まで2年として、これを2年間続けるのは重すぎる。かといって、放置して数十万人の感染死者が出るのも「経済的に同じ程度」に重い。(「統計的生命の価値」VSLとい…

遠隔講義「学会口頭発表の方法」

【】この講義も遠隔ですね。旧課程では「生態学研究技法道場」と銘打っていて、Active Learningを昔からしていました。 私もやったことはないのですが、遠隔でもグループ討議はできるようなので、まだ自分の担当は先ですが、設定してみました。【】 Zoom(無…

遠隔講義、実習や小グループ討議

遠隔だと実習や小グループ討議は無理かと思っていたが、Zoomにはブレイクアウトルーム機能でセッションを分けて演習させることができるらしい。 Zoom 公式の説明 ブレイクアウトルーム入門 体験談@大阪大学 ブレイクアウトルームセッションを試してわかった…

国立大学の教員なのに、こんなに講義がある

(イタリックは非常勤講師の窓口教員。松田名義でないものはオムニバスで、1~3回担当) 月 第1限 解析学Ⅰ[Analysis 1] 春学期 雨宮 将人 [Amemiya Masato] ほか 第4限 統合的海洋管理学Ⅰ[Integrated Oceanic and Coastal Management Ⅰ] 春学期 村井 基…

遠隔講義 生と事前録画どちらがよいか、受講生に聞いてみた

私の講義(1年生主体)、初回は生でZoomで半分やって、あとは事前収録を聴いてもらった。そのレポート(質問と感想)に録画がよいとの声があったので、2度目はすべて録画にして、同時にアンケートをとってみた。【以下、中間集計。週末に情報更新】 生より事…

お手軽「私の遠隔講義ファイルの作り方」 編集 2020/5/15 松田裕之 Ver. 3.0 Zoomによる遠隔生講義と同時に作る場合 事前にパワーポイントファイルを作る。(以下、File名を「講義.pptx*1」として説明。)(最後にPDFにするなら、アニメーションは実践しない…

感染者数をどこまで減らせば、クラスターつぶしは機能するのか

Ver.2020050514:26 通常のSIRモデルに、以下のように「クラスター対策班」が1日当たりつぶす感染者数εとそのうち感染経路や濃厚接触者の情報が得られる割合uを考慮する。単純すぎるモデルと言われるかもしれないが、考え方の整理には役立つはずだ。 dS/dt = …

新型コロナ肺炎の順応的管理のための指標候補

私は論座(2020/5/4付)でPCR検査の感染者数は全数調査でも無作為標本でもないので、真の新規感染者数を推定し、それを指標として順応的管理を行い、緊急事態措置を解除する条件を明確にすべきだと述べた。死者数を指標とすると対策を講じてから効果が表れるま…

生態学者と公衆衛生学者の死生観の違い

以下のような想定問答を考えてみました。生態学者の多数意見を聞いたわけではありません。あしからず。 松田>私は、若い健康者でも0.3%の死亡率がある死生観を受け入れざるを得ない社会になるかもしれないと思います。それを覚悟すれば、かなり日常に近い経…

お手軽「私の遠隔講義ファイルの作り方」

2020/5/14 松田裕之 Ver. 2.1b Zoomによる遠隔生講義と同時に作る場合 事前にパワーポイントファイルを作る。(以下、File名を「講義.pptx*1」として説明。)(最後にPDFにするなら、アニメーションは実践しない前提)【300kB、14枚】*2最初にダミースライド…

コロナ禍 収束まで早くて1年以上…

新型コロナ、収束までにあと1.5年は大幅自粛の可能性があります(*1)。その間、ずっと緊急事態が続くわけではないが、特に国際渡航は(長期滞在目的で、2週間の自主隔離を経ないものは)大幅に制限されると思いました(*2)。 *1 http://minato.sip21c.org/CO…

Zoom懇親会

Date: Sun, 12 Apr 2020 23:48:41 +0900 Ver. 1.2 遠隔会議後の遠隔Zoom懇親会、今日やってみました。それなりに楽しめました。遠隔会議は11名いたが、懇親会は5名になった。(4/18に2回目体験。今度はSkypeで10人近く参加して3時間以上続いた) ・自宅で家…

科学を無視し、圧力団体に牛耳られるワシントン条約と東京都象牙会議

目次 2020/3/27 加筆 羽山伸一「野生動物問題とは何か」FB2020/3/26 2020/3/25 圧力団体の声のみを委員に紹介する東京都「象牙会議」 2020/3/27加筆 テレビ東京でタンザニアの象害問題 FB2020/3/17 2020/3/27 加筆 羽山伸一「野生動物問題とは何か」FB2020/3…

新感染者数を減らすことが重要ではないか

2020年4月1日 岩田健一郎さんの指摘 2020年3月30日 小野昌弘氏のサイトにある英国の感染防止策 2020年3月25日 10:14緩和策(集団免疫獲得策)と抑え込み策 2020/03/22 8:01 日本の戦略は緩和策か抑え込み策か 2020/3/21 この日の理解 2020/3/23 下記サイトは…

新型コロナ、参考になる2つの記事

2020/3/22 中沢さんのサイトを見ると丁寧に書いている。【日本は唐木さんが説明した集団免疫を目指していないようです。】 2020年3月17日 11:36 COVID19対策についてはいろいろ言われていますが、たとえば進化生態学者の矢原徹一さんのサイト(特に、不特定…

三春ダム研究論文集

応用生態工学研究所の浅見さんと沖津さんから「三春ダム研究論文集」を頂いた。ダムの事後調査などをこのように58編の論文の形に残すことは、環境影響評価のあるべき姿と思います。 論文集目次の一部 論文集表紙

Future Earth 日本サミットでの議論

「野生動物の殺傷を減らす」べきかどうかについての論点を私なりに説明します。 生物多様性条約の3原則は、①生物の多様性の保全 ②生物資源の持続可能な利用 ③遺伝資源の利用から生ずる利益の公正かつ衡平な配分です。 野生動物も生物資源であり、その持続的…

第2回MEL協議会ワークショップ 座長コメント

第2回マリン・エコラベル・ジャパン協議会ワークショップ「世界で輝く日本の水産物を目指して」MEL公式サイト 座長コメント(横浜国立大学 環境情報研究院 自然環境と情報部門 教授 松田 裕之) 1. 我が国の豊かな自然や文化、産業の多様性に資する独自のエ…

ヒグマとの共存:「仲間」でなく「恐れあうことで初めて共存できる」

松田Twitter 2019.12.6ヒグマとどう共生するか:北海道新聞 どうしん電子版 「人とクマは仲間として共存」クマの駆除に反対する人の共通認識のようだ。結局、それが人を恐れないクマとクマを恐れない人を作り出してきた。 Twitter2019.12.6 知床のクマを追い…

朝日『論座』イルカショーと伊豆半島ジオパーク

標記拙文の補足です。 JAZAも追い込み漁で生け捕りにした野生個体を利用しないという提案を受け入れた https://www.jaza.jp/statement 日本のいくつかの水族館がJAZAから脱退した(朝日新聞2017年4月3日 ) https://www.asahi.com/articles/ASK435TK1K43TIPE…

伊豆半島イルカ漁再開問題

Date: Tue, 12 Nov 2019 11:53:17 +0900 ある捕鯨学者によると… 漁業としての追い込み漁は、大群を狭い港や入り江に一気に追い込むため、群れがパニックを起こして、実際の捕獲(水揚げ)頭数以上に動物が死んでいる、非捕獲個体を後から放獣してもストレス…

市民のクラウド資金の海洋放射能汚染調査が安心をもたらす。

2019年3月29日 · Facebook 全国行脚中のウッズホール海洋研究所のKen Buesseler博士の東大での公開講演会「Fukushima‐ a view from the ocean」を聞く。大いに参考になった。(1)原発事故後の放射線汚染レベルが下がっていることを述べるが、しっかり数字…

北海道ヒグマ保護管理検討会への意見

【】質問があります。 クマは個体数が減っても、問題個体は対応せざるを得ない。その点でシカの個体群管理と異なる点はよくわかります。しかし、個体数が増えたときに、個体数調整をすべきではない(シカと事情が異なる)という論拠は何がありますか(社会が…

鹿の「食害」の良しあしも、クマとの共存方法も、個体数次第

Date: Fri, 11 Oct 2019 10:35:59 +0900 Facebook シカの保護管理検討会として丹沢山を見せていただいた。以前は1枚目のような裸地が至る所にあったが,かなり植被率が改善していると感じた(丹沢全体がそうではない)。2枚目の堂平沢の堰堤がある沢も完全…

一部の風車に集中するオジロワシ衝突事例

午前10:01 · 2019年9月28日 Twitter オジロワシがよくあたる風車は集中している。この度、苫前町の風車3基が撤去された(苫前町)。この施設の3基の風車だけで2015年までの発見死骸45羽のうち16羽以上が当たっている。撤去までに時間がかかったが、過去の経…

マサバ太平洋系群はいまだに乱獲されている?

Date: Tue, 24 Sep 2019 12:32:03 +0900 各魚種系群のMSYやABCを算出する際に用いる汎用genericモデルというのが少々機械的すぎるのではないかと思います。それが「科学的」とはいえません。少なくとも,マサバの場合は減少期のRPSを除いて1991年以後のデー…

漁民の顔を見ずに計算するのが、「科学のみに根差す」資源管理ではない

Date: Thu, 5 Sep 2019 10:54:57 +0900 【】水研の資源評価とABC新ルールに関しては、水産庁が研究機関(水研)の独立性を尊重する。各魚種のTAC化の是非や資源評価の施策展開については行政マターなので水研はかかわらない。逆に、資源評価については水研主導…

市街地でヒグマ捕殺がやむを得ない理由

Date: Fri, 16 Aug 2019 05:48:18 +0900(一部改変) クマに出会わないために市民ができることは,札幌市のサイトが参考になります。 今回のように農作物を荒らすクマが頻繁に札幌市街地に出没した場合,クマへの対策が必要というのは多くの方に理解されるだ…