2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

辺野古:ジュゴンの絶滅リスク評価について

Date: Fri, 16 Oct 2015 13:34:38 +0900 ジュゴンのPVAについて、環境変動の要因を考慮していないとの意見があると聞きました。 通常、絶滅リスクは予防措置に基づいて高めに出るように算出します。そのほうが、絶滅リスク自体が無視できない大きさになり、…

記憶遺産「Documents of Nanjing Massacre」問題

Date: Wed, 14 Oct 2015 18:06:58 +0900 なるほど、「記憶遺産」というが英語はMemory of the World(世界の記憶)であって、「世界遺産」のような条約に基づくものではないのですね。勝手に「遺産」と訳して混同し、果ては異論を述べるべき相手を中国からユ…

北海道ヒグマ管理について

Date: Sun, 11 Oct 2015 10:14:44 +0900 重要な点は、1990年代から今まで、【ヒグマ個体数は増加傾向にある可能性が高い】という認識を共有できるかどうかです。【】 私としては、ヒグマの絶滅回避のための予防原則は現時点では必要なく、むしろ人身被害回避…

沿岸と沖合の水産資源劣化の原因は区別すべきだ

Date: Tue, 06 Oct 2015 23:50:26 +0900 沖合い域のマグロが減っているのが乱獲であることは論を待ちませんが、沿岸域となると、魚種によりますが、それが主要因とは限らないと思います。 【】陸域からの栄養塩の流入は以前よりずっと少ないかもしれません。…

10/11 個体群生態学会 企画シンポジウム「カワウ個体群管理の未来」

Date: Thu, 17 Sep 2015 11:23:19 +0900個体群生態学会が彦根の滋賀県立大学で開催されます(Program) 地元関連のテーマとして、標記シンポジウムを開催します【】。参加登録(有料)が必要ですが、この機会に、カワウ管理の課題と今後の方針を考えてみたい…

2015.7.14北海道エゾシカ検討会での発言

松田委員:今、【】ご指摘がありました、平成10年から12年ぐらいにかけての減少と、今後のことも比較するということが極めて重要だと思います。 実は、日本生態学会編の生態学入門という教科書には、このエゾシカの12年までの減少を成功例として未だに記述が…

知床の「ケイマフリ」と「赤岩」

Date: Sat, 3 Oct 2015 13:17:48 +0900 知床ですが、この1,2年の状況はかなり残念です。 ケイマフリと観光船の問題は、観光船がケイマフリを観光資源とみなし、大事にすることでうまくいったと思います。 http://d.hatena.ne.jp/hymatsuda/20130223 http://…