2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

上坂伸宏さんを偲ぶ

Date: Sun, 28 Feb 2010 15:47:04 +0900 上坂先生のご遺体は、思ったよりは安らかな顔をしていました。 霊安室に行ってから、【京大理学部寺本研関係者らと】上野で上坂さんにかかわる昔話に花を咲かせました。久しぶりに、Sengagi Forum of Lifeのあとの懇…

戦略環境評価について

Date: Fri, 26 Feb 2010 02:49:03 +0900 ご無沙汰しています。環境影響評価法も見直しの時期になり、いよいよ、戦略的環境影響評価(SEA)が採用されそうですね。私としては、愛知万博(1999年法施行時)にも提案した、定量的評価(あのとき具体的に提案した…

日本の生態系サービスと人間の福利

Date: Thu, 18 Feb 2010 10:36:58 +0900 石油と海外の生態系サービス(ES)の収奪に永久に依存できるなら、現在の人間の福利HWBも悪くとはいえないと私は思います。ESとHWBの関係はミレニアム生態系評価(MA)で論じるべきだが、前者(石油)はどう論じれば…

日本の生物多様性喪失速度は加速しているのか?

Date: Thu, 18 Feb 2010 17:40:24 +0900 昨日の環境省生物多様性総合評価検討委員会で 場違いだったのは私のほうだったようです。お邪魔しました。私の周囲では私のスタンスを支持していただいている方が多いと思いますが、あの場では違いましたね。私が退場…

ワシントン条約の大西洋クロマグロの分析について

大西洋クロマグロ問題で、FAO諮問委員会の議論を聞いて仰天しました。乱獲前の資源量を100-1200万トンと推定したらしい。乱獲時代(1970年まで)全体の累積漁獲量は52万トンであり、1970年には30万トンと推定されている。これが本当なら、クロマグロの激減の…

生物多様性条約の2020年目標について

Date: Wed, 17 Feb 2010 17:00:29 +0900 Post2010目標で、2020年頃に生物多様性喪失が底を打ち、2050年には上向きになっていると言う図がありました。あの図では、2010年には生物多様性喪失はすでに減速しているように見え【る図をみ】ました。それならば、2…

サンマの論文、学会論文賞に感謝

Date: Fri, 12 Feb 2010 23:12:58 +0900 私の院生だった小山田誠一さんが出した下記の論文が日本水産学会論文賞を受賞しました。(関係者に感謝) [A86] Oyamada S, Ueno Y, Makino M, Kotani K, Matsuda H (2009) Bioeconomic assessment of size separator…

近刊『環境倫理学』オビ文案

Date: Mon, 12 Oct 2009 12:55:56 +0900 ご期待に沿える内容かどうか分かりませんが、末尾に書きました。さすがに、50字と言うのはかなりきついですね。言葉足らずにならざるを得ず、明確なメッセジであることを重視するとなると、さらにつらい。 なお、鬼…

水産総研センターの人事公募

Date: Sun, 07 Feb 2010 11:10:07 +0900下記に水産総合研究センターの人事公募が載っています。 http://www.fra.affrc.go.jp/saiyo/ http://www.fra.affrc.go.jp/saiyo/22kenkyu220501.pdf たとえば、水産資源となれば、個体群生態学、数理統計関係の人材は…

大仁田厚さんのファイアーとは

たまにはくだらないブログでご勘弁 彼が議員に初当選したときFireを連発していた。彼は英語のFireに「首切り」の意味があることを知らないのだろうか?「発射」の意味があることはたぶん承知の上だろう。格闘家としてはともかく。議員としては危ない意味がい…

COP10数値目標のおしゃべり

Date: Mon, 1 Mar 2010 13:47:32 +0900 私の予想では、COP10の結末はCOP15と同じで、事実上の決裂です。 関係者の議論は途上国はRealistic、先進国(日本も含めて!)Ambitiousといわれて、この二つが対立物のように議論されています。【COP10の議論で】もAm…