2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

生態リスクは深刻か?

Date: Sat, 25 Jun 2011 20:42:07 +0900 昨日の【ある会合】で出た、最大の意見は 反原発を語ることと、今回の放射線リスクを煽ることは別である ということでした。 今日も、【原発避難地区の】野生動物の大発生の危惧が指摘されていました。 本気で、被曝…

6.18 COEシンポジウムのお礼

生態リスクCOE各位 昨日6.18のシンポジウム、100名をはるかに超えていたと思います【115名】。RA*1の皆さんの周到な準備、ありがとうございました。講演で申したとおり、イベントばかりやっている私の企画より、参加者も多く、また多くの方が満足されていた…

学術会議会長談話

Date: Fri, 17 Jun 2011 18:56:01 +0900 学術会議会長談話が出ましたね。この談話は趣旨に合うと思います。(閾値の説明が若干変だが) さて、その上で、何をすべきかが問題ですね。また、今後起こりえること、どう情報を出していくかについて、議論させてい…

「政府の無策が招いた『放射能パニック』」

Date: Fri, 10 Jun 2011 09:02:37 +0900 エネルギー・フォーラムという雑誌の6月号に、毎日新聞斗ヶ沢秀俊さんが「政府の無策が招いた『放射能パニック』」という論考を載せました。 岡敏弘さんと同様、受動喫煙のリスクより低いことを紹介し、各地の放射線…

日本学術会議 東日本大震総合対応学協会連絡会「基本方針」について

Date: Wed, 25 May 2011 06:14:02 +0900 東日本大震災と福島第一原発事故により、犠牲になった方々へのお悔やみと被災された方々ならびに被害を受けた方々へのお見舞いを申し上げます。 日本水産学会は、平成23年4月8日に「東日本大震災からの復興に向けた…

横浜国大松田研・金子研 PD公募2件(6/30〆切)

Date: Wed, 18 May 2011 13:18:02 +0900 関係するMLの皆様(重複受信ごめんなさい) 横浜国大では、以下の2件の公募を行っています。1件(松田研究室)は半年しか期限がありませんが(前任者異動のため)、もう1件(金子研究室)は最長2013年度末までです…

海への今後の放出の懸念

Date: Wed, 8 Jun 2011 13:32:10 +0900 ありがとうございました。 今までの大気への放出はCs-137で12PBq程度で、そのうち半分以上が海に降下するとすれば、直接海に放出(漏洩)したCs-137はそれより低い。しかし、前者は沖合いまで広く拡散して濃度は低く数…

ウッズホール海洋研究所の研究航海計画

Date: Sun, 5 Jun 2011 10:49:45 +0900 先週の豪雨後の原発付近の海水中の汚染濃度もそれほど高くはなかったとのこと、ひとまず安心しました。 今までのほとんどの海洋汚染は、発見されて封じた排水溝からもれたものとのこと、ありがとうございました。今後…

日本の科学者の信用の危機と「放射線恐怖症候群」

Date: Sun, 5 Jun 2011 08:02:01 +0900 原発事故以後の日本人科学者の対応は、海外からは共産圏のように自由がないと思われていることでしょう。 IWC(国際捕鯨委員会)で私はそう感じました。【それは政府が統制しているということではなく、科学者の気持ち…

魚の内臓、ストロンチウム濃度 回答お礼

Date: Sat, 4 Jun 2011 19:10:58 +0900 お忙しいところありがとうございました。 最大の懸念として、今月中に、大量の放出(しかも、今までの全量と最悪同程度が汚染水として海に放出)されると、海洋と水産物には相当な影響が出てくるかもしれませんね。雨…

質問2点:魚の内臓の放射線量、水産物のストロンチウム濃度

Date: Thu, 2 Jun 2011 09:32:39 +0900 私の5/19時点での試算では、福島茨城産の野菜ばかりを毎日400g食べた場合の年間被曝量は基準値以上の食品が流通しない場合には0.95mSv、福島茨城千葉産の魚を毎日80g食べた場合の被曝量は0.03mSv程度です。あわせて1mS…

ICRPの発癌率を疑う根拠とは

Date: Tue, 31 May 2011 09:44:55 +0900 おそらくはチェルノブイリ事故による死者として各組織や団体が報告している数字のばらつきが大きいこと(四千人〜数十万人)が問題なのだと思います。 既にご存じかもしれませんが、文部省が委託した財団法人放射線影…