2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

漁業生態系の食物網

Date: Wed, 17 Jan 2007 18:03:35 +0900 Long Island のInside Foodweb と言うサイトを見つけました。 たいしたことはないですね。 ベンゲラ湾なども、今我々が議論しているより種数は少ないです。 ちなみに、わが横浜国大のFoodweb Databaseというサイトも…

生態フットプリント

Date: Wed, 24 Jan 2007 15:43:33 +0900 ○○さん 今、環境省のEcological Footprint関係の委員会にいます。マグロの栄養段階【は、】せいぜい5段階程度だと思います。Fishbaseではどうなっているか、すぐにわかりますか? Date: Wed, 24 Jan 2007 16:06:56 +0…

3.16横浜国大風発シンポジウム

Date: Tue, 23 Jan 2007 23:33:29 +0900 下記のシンポジウムを開催しますので、お知らせします。プログラムなどはこちら横浜国立大学21世紀COE「生物・生態環境リスクマネジメント」第X回公開講演会日本における風力資源エネルギーの可能性 −環境への負荷,…

一般化線形モデルより一般線形モデル

Date: Sun, 21 Jan 2007 18:36:07 +0900 (JST) 一般線形モデルによる 生物科学のための現代統計学書籍紹介。気になったので原著のサイトを見ましたが、たしかに、以下は一般化線形モデルではなく、一般線形モデルを扱っているようですね なるほど。。。来年…

生物多様性はなぜ必要か?=イースター島の教訓=

Date: Fri, 19 Jan 2007 01:10:42 +0900 ある書籍の企画で、「大量絶滅」について書くことになりました。下記のような文章を【鷲谷さんと椿さんが紹介された「イースター島の教訓」を参考に書いてみました】 1.27金沢大学里地里山シンポジウム趣旨説明 …

ダーウィンの悪夢

Date: Sat, 20 Jan 2007 11:31:54 +0900 「ダーウィンの悪夢」、観たことはないが、検索してみると、青山貞一氏の批評がありました。この映画をべたほめですね。しかし、【私の周囲では】かなり異論がありました。この映画は、アフリカの人自体は見たくない…

闘病中のRansom Myersへのメッセージを

Date: Fri, 19 Jan 2007 00:04:31 +0900マグロ激減説で知られるRansom Myersは54歳だと思います。しばらく前から健康を害していると聞いていましたが、危篤状態になったようです。皆さんもくれぐれもご自愛ください。彼のサイトにメッセージを残すことが出来…

1.30 横浜国大 保高徹生君 博士論文公聴会 ブラウンフィールド問題

Date: Thu, 18 Jan 2007 21:54:39 +0900 保高徹生君の学位論文公聴会のおしらせです。 外部からも傍聴にくるそうです。皆さんの来聴を歓迎します。なお、関係者に周知いただければ幸いです。博士論文公聴会のご案内 記 日時:2007年1月30日(火)午前…

多事争論

15日深夜の多事争論で 「8−6=14」とあった。 京都議定書で、日本は2012年までに6%減らさないといけないのに、今は逆に8%増えている。だから14%減らさないといけないという意味だという。間違った数式だと断っていたが、これはやはりでたらめだ。 それを…

Adaptive Dynamicsと種分化論争

On Jan 12, 2007, at 9:26 AM, Hiroyuki MATSUDA wrote: 現在、Adaptive dynamics theory学派(ウィーン学派?)、あるいは進化ゲーム理論陣営による種分化理論をめぐって、集団遺伝学者の陣営から(私見では、多くは誤解にもとづく)さまざまな批判が行われ…

南半球のクロミンク鯨は減っているのか?

Date: Wed, 3 May 2006 16:42:03 +0900 以下に感想を述べます。的外れかもしれませんが、勉強不足ゆえ、ご容赦ください。 CPII(IWC科学委員会の2回目の南半球目視調査)76万頭(CV=0.094)に比べてCPIII(3回目の調査)が減っているらしいという推定結果【が出…

植物レッドリスト、増加を組み込んだシミュレーション結果

Date: Tue, 9 May 2006 21:35:37 +0900 2)ランクダウンした種の多くは、草本で、なおかつ草原性や湿地性のものが多いです個体数推移表を見ると、減少もしているが、増加したメッシュもある(変動が大きい?) 3)ランクダウンした種のうち、個体数推移表…

エゾシカ特別管理地区の目標捕獲頭数について

Date: Mon, 2 Oct 2006 14:20:19 +0900 捕獲頭数について、「雌の個体数を半減させる程度」ということでしたが、若干意見を述べさせてください。 まず、雌雄両方とるのではなく、雌を重点的に捕るのでしたら、全個体数の2割程度捕れば、数年間で個体数が半減…

愛子岳を守ろう!

Date: Sun, 26 Nov 2006 22:03:36 +0900 愛子岳管理重点区案(仮称)の提案ありがとうございます。まず、区域を明確にしましょう。Bさんの集落単位の管理区理論に従い、女川の週水域を含む、隣接の河川(+沢筋?)で区切る管理区を設定したいと思います。…

四国におけるツキノワグマの絶滅確率について

Date: Fri, 29 Dec 2006 12:51:00 +0900 ツキノワグマの絶滅確率ということでしたら、(1)過去に何頭いたか,(2)生命表データ、(3)現在の推定頭数などが知りたいです。学術的(生態学者の調査による)データは必須ではありません。ほとんどのRDB種は…

景観問題

Date: Thu, 4 Jan 2007 15:03:59 +0900 → 風力発電については、鳥の衝突ばかりが大きく取り上げられていますが、反対している人の気持ちの中には、景観を損なっているという問題が、少なからず根底にあるような気がします。しかし、このことがまったく取り上…

2008年世界水産学会議横浜大会

Date: Thu, 4 Jan 2007 14:55:26 +0900 世界水産学会議セッション7 プログラム担当者 関係各位 Ray Hilbornに基調講演を引き受けていただきました。 地元横浜と言うことで、保全と管理に関する関連企画を組んで見たいと思います。そちらのほうのアイデアもご…

Future of Marine Animal Populations

Date: Wed, 3 Jan 2007 12:54:10 +0900 Dear **** How is RAM (Ransom A. Myers) recently? Please let me know what I can do for F-MAP?Date: Thu, 4 Jan 2007 08:32:10 +0900 Thank you for reply. I think it is a good idea that you are "acting (inte…

数理生態モデル勉強会 関西自主勉強会

Date: Wed, 3 Jan 2007 09:27:38 +0900 ○○様、お返事ありがとうございました。ご存知かもしれませんが私たちの勉強会には関西自主勉強会があります。笹木さんと瀬口さんたちがやっています。よろしければそちらにどうぞ。とはいっても、まだ私も関西には参加…

複雑系と進化学会

Date: Tue, 2 Jan 2007 22:30:53 +0900 「複雑系の定義もはっきりしない」のは事実でしょう。「複雑系」が生態系研究で評判悪いかといえば、私はあまり共感しませんが、生態系研究者の共通認識ではありません。これはどの分野でも同じだと思います。物理でも…

生態学会の自由集会について

生態学会長のページを見た。自由集会は審査するものではないというご意見はわかりますが、 自由集会の数が増えすぎて、全部を受け入れられるかどうかが問題になってきている。(今回は全部受け入れていただいたようであるが。)そんな場合でもあくまでも「自…

個体群生態学会に対する私の感想

Date: Tue, 2 Jan 2007 17:01:07 +0900 1.個体群生態学会は大会や白表紙を若い人に任せてしまったのが敗因。任されたほうは個体群生態学を将来ある学問とは思っていなかった。20年前から今まで、保全生態学や創立以来の個体群管理で個体群学の真価が発揮で…

若手の交渉力と複雑系科学の未来

Date: Mon, 1 Jan 2007 02:42:28 +0900 ○○先生 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 私も複雑系研究者には冷たいほうです。複雑系研究は、大天才でなければ、エレガントにはできないと思います。二番煎じでやっても意味がない。新…

新年の挨拶

Date: Mon, 1 Jan 2007 21:36:14 +0900 謹賀新年 (BCC発信にて失礼します) 昨年は6月にニューヨーク国連本部、レイキャビクを訪問しました。9月には網走、10月には奥能登、12月には5年ぶりに奄美大島を訪問しました。 昨年から産業総合研究所の客員となり…