2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

シカの個体数がわからないと管理はできないのか?

Date: Mon, 23 Mar 2009 19:39:51 +0900 個体数は他の鳥獣や魚に比べれば解っているほうだと思います。しかし、当然不確実性は高く、よくわかっている道東のエゾシカでも、13-26万頭で、2倍の誤差幅があります。 だから管理できないという哺乳類学者は今はほ…

生態学会ポスター賞の副賞

Date: Wed, 18 Mar 2009 08:41:20 +0900 共立出版は3月17日−21日の生態学会(盛岡大会)でポスター賞最優秀賞(セッション別)の副賞として『これから学会発表する若者のために』を提供します。http://www.kyoritsu-pub.co.jp/event/56th_seitaigakukai.html…

海洋基本法への対応

Date: Sun, 15 Mar 2009 10:50:36 +0900 今朝の毎日新聞にも、鳥取砂丘問題が大きく載っていました。生物多様性条約COP10の指標でも、海岸侵食は取り上げる予定です。 【海洋基本法について】は楽観できません。前から水産(沿岸漁業権)を抜きに海洋の統合的…

3.5統計数理研究所シンポジウムのお礼

Date: Fri, 13 Mar 2009 04:22:02 +0900 9,10日とたいへん刺激的な会合でした。聴衆も大勢来ましたし、議論もざっくばらんに楽しむことができました。本当にありがとうございました。最後まで、研究の接点が多いことに改めて驚きました。私どもの関連する研…

四国のツキノワグマ

Date: Wed, 1 Oct 2008 14:46:59 +0900 クマのヘアトラップによる個体数推定ですが、体毛標本がほとんど取れない中で何ができるかをよく考えておかないといけないでしょう。ヒグマや東日本の熊のように個体数の多いところ、紀伊半島や中国のように少ないとこ…

横浜国大生態リスクCOE フェロー公募のお知らせ

平成21年度5月採用 横浜国立大学大学院生態リスクCOEフェローを公募します。本グローバルCOEプログラムの趣旨を理解し,実践的かつ学際的に研究する熱意をもった研究者を募集いたします。平成21年5月採用生態リスクCOEフェロー公募要領(MS-Word形式 和文)2…

生物多様性国家戦略と沿岸生態系

水産海洋、Jeconet各位 国連大高等研が進めているミレニアム生態系評価の里山里海Sub-Global Assessmentの報告書作成に関与している松田です。 生物多様性国家戦略では、多様性喪失要因を3つの危機(Over-use, Under- use, 外来種や汚染などの撹乱)と気候…

3.8 「オホーツク生態系保全・日露協力シンポジウム」開催のお知らせ

本題です。直前ですいません、3月8日札幌にて日露生態系保全専門家会合が開かれます。http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/event/sy_090308.html 正式な承諾が直前まで下りないロシアとの会合が実現したのは、ひとえに大泰司紀之さん(岩波新書『知床・北方四…