公開シンポジウム (関連企画)「生態系の保全とリスク評価の理論と実際」

主催:日本数理生物学会,横浜国立大学21世紀COEプログラム 「生物・生態環境リスクマネジメント」
9月17日(土)午後 横浜国立大学教育文化ホール
趣旨(案):近年、絶滅危惧種保全、生態系管理、化学物質の汚染による生態リスク、漁業管理、野生鳥獣管理など、さまざまな分野で数理モデルが多用されるようになった。それらは不確実性を考慮したリスク評価の概念を取り入れ、政策決定を左右するツールとして利用されている点で、共通している。本シンポジウムでは、上記各分野における最先端の研究事例を紹介しあい、数理モデルの有効性と問題点、今後の環境行政における数理モデルの役割についてパネル討論を行う。
プログラム

  • 12:00: 受付(開場)
  • 13:00: 浦野紘平(横浜国大)挨拶
  • 13:10: 松田裕之(横浜国大)生態リスクの数理生物学
  • 13:40: 田中嘉成(中央大)環境化学物質と絶滅リスク評価
  • 14:10: 休憩
  • 14:20: 牧野光琢(中央水研)京都沖合漁業における資源管理の実物オプション分析
  • 14:50: 堀野眞一(森林総研)ヒグマ保護管理計画案と個体群存続可能性解析
  • 15:20: 平松一彦(東大海洋研)Operating Modelを用いた許容漁獲量の決定ルールとリスク管理
  • 15:50: 休憩
  • 16:00: 巌佐庸(九州大理)司会
  • 17:00: 閉会