出版案内「生態系の暮らし方」

明日から生態学会大津大会が始まります。
横浜国大・国立環境研GCOE「アジア視点の生態リスクマネジメント」では、メンバーが著者、編者として数々の書籍を出版してまいりました。その全体像がわかる本を最後に出版します。(チラシ
 生態学会中、本書は東海大出版のブースにて販売します。私のサインつきのものを準備いたします。

小池文人、金子信博、松田裕之、茂岡忠義編「生態系の暮らし方-アジア視点の生態リスクマネジメント」東海大学出版会
生態系の暮らし方 アジア視点の環境リスク-マネジメント」 目次
第1部
1章 新しいグローバル化とアジアの生態リスク 小池文人、鈴木邦雄
第2部    
2章 ライフサイクル思考で現代の環境問題に立ち向かう 本藤祐樹、金子信博
3章 生態系を"そまつ"にしないために  及川敬貴、茂岡忠義、舛田陽介
第3部    
4章 ところ変われば軋轢も変わる:都市と農村でケモノたちと共存する 斎藤昌幸
5章 生物の保全と生態系の歴史 Luis A. Vega.、小池文人 6章 ヒトの生息地としての都市  田中貴宏 章 都市近郊の里山の自然をいかしたライフスタイル 小池文人、及川敬貴
第4部
8章 化学物質管理の歴史と生態リスク 亀屋隆志
9章 熱帯農業の土壌生態系 金子信博、南谷幸雄、三浦季子、荒井見和、仁科一哉
10章 プランテーションと環境生態リスク−バイオマス生産における課題と対策− 藤江幸一、U. Hasanudin
11章 熱帯の植林プランテーションの景観と鳥類の多様性 藤田素子
12章 「熱帯里山の生態系をめぐる新たな伝統」 大野 勝弘、鈴木邦雄
第5部
13章 遺伝子で見た野生生物の人為流動−外来アリ類を例に 井上真紀
14章 外来生物の分布拡大を予報する:海の外来生物口蹄疫 小池文人、岩崎敬二、森本信生
第6部
15章 アジア視点の生態リスク管理手法 伊藤公紀、松田裕之、及川敬貴、茂岡忠義
16章 変わりつつある時代に環境とどう向きあうか:野生鳥獣の場合 松田裕之