昨年2月の科学委員会におけるシマフクロウの扱い

Date: Fri, 28 Feb 2014 09:26:30 +0900 (JST)
昨日の科学委、大変残念でした。
突然話題になったシマフクロウ長期モニタリングですが、到底納得できません。【】
個体数さえ説明を受けず、巣箱で繁殖しているかとの質問にも返答がなく、シマフクロウ保護増殖部会の見解にめくらばんを推すような評価【】をそのまま承認するような作業*1は、科学委員会としてやるべきではありません。
我々に権限がないなら、我々の名前で出すべきではありません。
なぜ、こんな科学委員会になったのか、大変残念です。

Date: Mon, 3 Mar 2014 14:10:15 +0900 (JST)
 大変お騒がせしてごめんなさい。
 私が申したのは、「もし巣箱で繁殖させているならば、世界遺産地域内でそれが望ましいかどうかも含めて時間をかけて議論すべきではないか。(モニタリング評価に加えるのは)時期尚早である」というものでした。
 この意見が合意されるかはわかりませんが、忘れられると困るので、もう一度申し上げておきます。*2

*1:上記資料のP14参照。他の項目にはデータが示されているが、シマフクロウにはなんの資料も付されずに、「評価基準に適合 」という見解のみが科学委員会の名前の報告書案に記されていた

*2:後日の科学委員会でデータは示されたが、巣箱に繁殖している個体数が維持されているというだけで、それが世界遺産の評価基準とされてしまった。長期的に自然繁殖する方向を目指すという一言も書き込まれなかった