屋久島に鳥獣保護法特定計画を

Date: Wed, 12 Oct 2005 10:46:05 +0900
○○さま
 屋久世界遺産の自然を代々守ってきたのは島の人々です。彼らの暮らしと農林業を守らなくて、世界遺産を守ることはできないと確信しました。シカと(合意できるならばサルの)鳥獣保護法特定計画が必要だと思います。その際に、世界遺産のある屋久島という現実を踏まえた計画を作ることになるでしょう。すなわち、世界遺産のある屋久島を守るには、新島民も旧島民も、島外の観光客も必要だと思います。屋久島には、大台ケ原や丹沢のように10年間の議論をするゆとりはないかもしれません。また、これらの地域はシカ対策としては依然として解決の展望が見えていないと思います。だとすれば、屋久島ではまず、農林業被害対策から始めることが必須だと私は思います。そのためには、被害者の切実な声と被害実態を本土の県庁に届ける必要があります。
 まだ屋久島を3度しか訪ねていませんので、的外れの点はご指導ください。今後とも宜しくお願いします。また、次の機会には屋久島の漁業についてもっと知りたいと思います。