Soil Risk Workshop参加者からの書簡

Date: Mon, 17 Oct 2005 12:40:28 +0900
○○さま ○○さんの【下記のご意見の】ように、日本のアジアにおいて果たすべき(果たしたい)役割、欧米との関係は大変に微妙です。宗教まで絡んでいると意識すべきかどうかはわかりませんが、このご助言は貴重でした。
Soil Risk Workshopに参加されたある方のご意見【一部修正のうえ、抜粋】
 

たぶん、松田先生の生態系リスクマネージメント【の】主張に参加者全員が驚いたことと思います。【】私は、生態系保全に対する倫理(自然観)は、その国の歴史と文化に依存性が高いのでしょうが、文化に内在された宗教感が大きいのではないかと思っております。そのため、ワークショップの最後の質問に関連していますがユニバーサルな基準やマニュアルが作りにくいと思います。
 では日本として何をすべきかについては、van Straalen先生が言われていたように、自然観や生態系がより近い、東アジア地域で共同して考えるために、日本がリードしなくてはならないことは感じます。
 しかし、日本オリジナルのリスク評価システムを作り出すには、まだまだ日本全体として知識が不足していると思います。特に、未だに欧米のやり方を十分理解できていないところがあり、システム作りの準備段階を脱しきれていないと思います。【】