12月5日 大阪大学(中の島)特別講演会

以下の案内を転載します。
 文部科学省 科学技術振興調整費による新興分野(高度環境管理)として採択されました「環境リスク管理のための人材養成」プログラムが、日本リスク研究学会によるご支援のもと、平成16年10月より開始されています。
 今年度も多くの大学院生および一般公募による「特別セミナー受講生」に対しまして、特色ある講義が展開されております。
 その一環としまして、昨年度同様、特別講演会を開催する運びとなりました。環境リスク管理の各分野の第一線でご活躍の方々を講師としてお招きして、最新の研究成果の報告などをしていただきます。
 平成17年12月の特別講演会は、横浜国立大学大学院環境情報研究院・教授の松田 裕之 様より、「生態リスクの評価と管理の最前線−知床、ヒグマ、漁業管理を例に−」と題してご講演いただきます。
 松田様は、人間活動に伴う生物の絶滅や種の多様性の喪失などに関する生態リスク研究の第一人者としてご活躍で、特定の生物に偏らず、多様な生態系を保全するためのリスク管理がご専門です。今回の特別講演会では、生態リスクの評価から管理に至るプロセス等につきまして、具体的な手法や適用例をあわせてご報告いただきます。
 また、来年1月16日には、本年度7月に開催予定(台風のため延期)でありました、慶応義塾大学大学院政策メディア研究科・教授の渡辺正孝先生の特別講演会を開催致します。あわせてご来場いただければと思います。
 ご関心をお持ちの方々に幅広くご出席を賜りますようお願い申し上げます。