最近の福祉用語はカタカナばかりでよくわからない。福祉って身内にしかわからない言葉でやるものではないと思うのだが。たとえばアウトリーチ。学会活動などでも使われる用語のようだが、意味不明だ。
WikiPediaによれば「アウトリーチ(Outreach)とは、英語で手を伸ばすことを意味する。福祉などの分野における地域社会への奉仕活動、公共機関の現場出張サービスなどの意味で多用される。」と書いてある。普及啓発運動の意味だとも書いている。潜在的な利用者に対して手を差し伸べるサービスにしては、ずいぶんとわかりにくい言葉を使うものだ。
Outreachを新英和中辞典で引いても、「<物事が><…を>しのぐ,<…に>まさる.」が第一の意味でで、福祉用語のアウトリーチは意味がわからない。つまり、これは最近定着した専門用語なのだろう。