学術振興会 若手研究費の大幅削減について

Date: Tue, 29 Jul 2008 03:11:36 +0900
 学振のPD,DCの研究費が削減された件について、読売新聞が7.27に記事【「若手の研究費、大幅削減」】を載せました。私のコメントも載せていただきました。ご参考まで。
 採用者数を増やしたためということですので、一概に悪いこととは言えませんが、ここまで削減して、ほかの研究費に応募できないというのは見直してほしいものですね。そのことが伝わる記事でした。

Date: Sun, 22 Jun 2008 01:51:20 +0900
必ずしも受入れ研究者と共同研究を行うわけではないというのはそのとおりだと思います。また、(受入れ教員との)共同研究を前提とするのは、学振PD制度の趣旨ではないと思います。もちろん、自立した研究者であることを認めつつ、予算を融通するパトロン的な受け入れ教員もいるでしょうが、これは厳密には予算の不正利用になりかねません。予算を支援してもらうだけのために受け入れ教員を共著者に加えるという話を聞いたことがありますが、これも変な話です。 研究費削減で悲鳴を上げているのは地方大学だけでなく、主要大学のPDにも現実に生じていることだと思います。