東邦大学での公開講座

日時 7月4日15:00-16:30
場所 東邦大学理学部5号館1階5101
演者 松田裕之氏(横浜国立大学教授 東邦大学理学部生命圏環境科学科客員教授
タイトル 
「サバが減り、シカが増えるわけー自然とうまくつきあうための生態学的アプローチ」
要旨
最近、「魚が消える」とよく報道されます。マグロやウナギなどの高級魚は絶滅の恐れがあり、マサバのような大衆魚でさえ日本近海では激減し、欧州からの輸入に頼っています。その理由の一つは漁業管理の失敗です。また、シカは房総半島でも増えすぎて、農林業被害だけでなく、屋久世界遺産の固有植物も絶滅の危機に瀕しています。野生生物と うまくつきあうには、なぜ今までどおりのやり方ではうまく行かないかを考え、これから何ができるか示す必要があります。今、うまくいっていないということは、日本人の自然 とのつきあい方を変えねばならない面があります。これらのことから、ほかの環境問題にも共通する「自然とのつきあい方」を考えてみたいと思います。
http://www.sci.toho-u.ac.jp/info_list/014891.html
セミナー終了後、懇親会を予定しています(17:00-)。ぜひご参加ください。