オオタカの個体数が回復してきたのは自然保護の成果

Date: Sun, 16 Jul 2017 06:32:53 +0900
2017/7/16毎日新聞社説の一つは「オオタカの希少種指定解除 生息地の重要性は不変だ」でした。
 環境省の見解をみても、2014/3/9の野鳥の会のシンポジウム報告をみても、「オオタカの個体数が回復してきたのは自然保護の成果」という観点が全くありませんね。指定解除後の心配をしているだけです。環境省の議論を見ても、基準と照らして解除すべきという、失礼ながら無味乾燥な議論しかみえない。
 成果を挙げることも自然保護運動には必要です。指定種解除は成果ではないですか。以前も申したと思いますが、米国の野鳥保護団体Peregrine Fundを1999年11月に訪問したとき、ハヤブサが指定種解除されたお祝いをしていました。【】保護活動の成果であることを強調することもたいせつだと思います。
 毎日社説では、オオタカの生息環境が大切であることに変わりはないとあります。そのとおりですが、重要なのは、オオタカがい続ければ里山を守ったことになるかどうかだと思います。