アイスランドでWhale Watching

 CoML/FMAPの会議の二日目、快晴なので急遽夕方5時からWhale Watchingを見る遠足が企画された。歩いて桟橋に向かうと、隣には捕鯨船、反対側には反捕鯨団体Song of whalesの抗議船がいる。船は満員で2000年からの実績で98%クジラが見れる!見れない場合はただでもう一度乗せますと宣伝にあった。途中でPuffin島に近づく。Puffinという鳥がたくさんいるらしい。この船はクジラの音を感知して追跡することができるらしい。常に正面近く100m程度遠方にクジラが浮上する。こんな船に追跡されては、クジラもたまらないだろう。何度か見逃したが、ようやく真正面をミンククジラが泳ぐのに遭遇した(私のカメラは解像度が悪いが、たぶん、背びれの写真を取れたと思う)。Puffinはかもめに比べて細かく羽ばたくので、結構目立つ。はたくさんいる。
3時間ほどだったが、十分堪能できた。朝アイスランドについて休みなしで会議していた人もいて、船酔いでぐったりしていた。結構、CoMLメンバーはWhale Watchingをしていない。初めてという人が多かった。私はPerthで乗って以来、2度目だ。New Yorkでは潜水艦の騒音がクジラに甚大な影響を与えていると指摘し、私に対しては騒音が魚や漁業にも影響するといって自由集会に参加するよう勧めてきた。もうすぐWhale Watchingの騒音も問題視されるかなとある若手にきいたら、黙ってうなづいていたようだった。