松田の処世術

Date: Mon, 17 Nov 2008 22:17:04 +0900
 基礎科学は意外性を、応用科学は常識を重んじるというのが私の標語です。常識とは、私だけの直観ではありません。いろいろ人に聞いてみる。そこで
 心から尊敬できる共同研究者の顔を見る
ことが鉄則です。私の場合、世間の評判を聞いていれば、大体、あの人の常識にかなうなら間違いないという人が【各分野の専門家に】います。ただし、常識的な人が支持するのは、かなり機が熟してからのことです。
 こちらこそ、あなたの常識に数理的解析力が付けば、鬼に金棒でしょう。しかし、1人で判断しないほうがよい。どんな聖人でも、1人では間違えるかもしれません。