辺野古環境影響評価補正書の総合評価について

Date: Thu, 20 Dec 2012 18:17:06 +0900
以下の報道が気になります。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-12-20_42960

沖縄防衛局は19日、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた環境影響評価(アセスメント)の補正後の評価書について記者団に説明した。事業実施の総合評価で「環境保全上、特段の支障はない」とした補正前の文言を削除し、「環境保全への配慮は適正」という表現に変えた。代替施設建設が環境に影響を与えることを事実上認めた。有識者研究会(中村由行座長)の提言を踏まえた対応。

 【】「環境保全上、特段の支障はない」というような表現については、中間的整理においても、以下のように指摘しました。

最近行われた他の事業の環境影響評価においても、「影響がない」や「影響が軽微」との抽象的な表現は用いず、どの程度の影響が見込まれるかといった明確な表現が用いられている。

【私たちの最終報告(公開済み)には、「適切」が14か所出てくるが、「環境保全への配慮が適正」という文言はありません。これは有識者研究会の見解ではないと思います。】