民主党政権は「偽悪者」だった

Date: Wed, 2 Jan 2013 08:53:20 +0900
 中西準子さんの去年の本に、反対派は「対案を出すと運動は収束するので、戦っている状態こそが大事なんだ」と書いていましたが、今回の原発問題も、結局それで民主党政権の間に道筋がつけられず、かえって将来の脱原発まで危うくなってきました。
 やっぱり、嘉田さんは国政に出るべきではなかった。新聞では小沢さんとの角逐だけ言っているが、最大の問題は、12/1に原発再稼動容認、翌日にはできもしない「10年で廃炉」などとぶれたことでしょう。かえって民主党と票を割って【】しまった。【小沢さんを使いこなそうとした是非はともかく、肝心の卒原発政策で、ちゃんと詰めていなかったのは、小沢さんのせいではないでしょう。】
 菅政権は基本的に反原発。(反原発辺野古移転反対を善とするなら)偽善者ならぬ偽悪者だった。一方で再稼動が必要といいつつ、他方では突然のストレステストで敷居をあげた。政権党がやることじゃない。去年暮れまで、反原発は反権力ではなかった。
 辺野古の埋立申請、年内に急いだのだが【、どうして反対派の側が】調査をやり直せとか、時間稼ぎをしたがるのか。今なら県知事は埋立拒否すると公言していた。時間が【経】てばわからない。
 最初に戻りますが、【】反対だけしていれば責任を取らなくてすむだろうが、解決にもつながらない。
Date: Thu, 3 Jan 2013 08:54:51 +0900
 政府に対する不信と、今何をすべきかは別だと思います。むしろ、今何をすべきかをしっかり言うことが、市民にも求められている。まずい政策をさらに混乱させて、自民党や維新が勝ったのは、【反原発の市民にとって】逆効果だった。