生態リスク研究に関する疑問点

Date: Tue, 19 Sep 2006 17:55:47 +0900
・メダカのフルサイクル試験を行いλ(Exp(内的自然増加率)) をはかって生態リスクを評価しました。しかし野外の「 定常」状態ではλ=1.そこに毒物を入れればλ<1になるのは当然です。実験室で何を測っているかを明確にすべきでしょう。
フルサイクル試験で測っているのは、密度効果が働かない状態でのλと解釈すべきではないか密度効果がない状態でλ<1なら絶滅しますから、これは基準になります。(ただし、試験で本当に密度効果が入っていないかは、よくわからない)
・しかし、内的自然増加率だとすると、λ>1ならリスクゼロとは、本当はいえない。λが減 れば、その分だけ絶滅リスクを上昇させる。このリスクは 、この方法では評価できない(微々たるリスクだとは思いますが、それは個体群の規模Kにも よります) いずれにしても、無影響濃度という言い方は妥当なのですか?