知床岬携帯電話基地局工事について

Sent: Saturday, June 1, 2024 1:28 PM

https://www.youtube.com/watch?v=d94dLYBNf98&t=247s

毎日新聞の山口記者の質問は突っ込んでいて、論点がいくつか見えていますね。

オジロワシが営巣だけが論点なのか(この論点だけで【工事の是非が判断されるなら】、かえって負の「判例」が残るでしょう)

・オジロが問題であるとマスコミは(環境省も?)問題にしているが、科学的論点とは別に、政治的に有効と思っているなら、それは違うと思います(本当にそうだと思っているなら仕方ない。それなら後から修正できます)。そのような政治や市民運動は長続きしません。えてして負の結果を後世に遺すでしょう。

・事前の町長及び科学委員会への説明に問題がなかったか(あるとすれば、その責は環境省なのか事業者なのか)。我々も、少なくとも携帯基地局工事の話は聞いていたので、(皆さんがおっしゃったように)その時に規模などを質問しなかった点は反省すべきでしょう。

・そもそもこんなに広大な太陽光パネルが必要なのか(たとえばhttps://japan.cnet.com/article/20404724/ そんなに広い面積に見えないのですが)。草地なのに(斜面だが)、機材搬入にトロッコが必要だったのか。

・いずれにしても、20年前から〇〇さんらが指摘していたように、土地改変は小規模でも科学委員会に情報を寄せるという方針が徹底していれば、このような混乱はなかったと思います。

 

送信日時: 2024年5月26日 23:29
はい、まさに「対話」が必要と先日から申してきました。

当然ながら、本当に切実に必要なことならば、こちらが変わる可能性もあるはずです。

自然への影響は全か無かではありません。同時に、社会的必要性も、絶対必要か全く不要かではありません。

自然への影響の程度と、社会的必要性の切実さと比べて考えるべきことです。

今回、その両方を理解して、比較した人は誰もいないと思います。

【しかし、日本において、両者を比較衡量する制度はないし、今回も、事業の必要性の度合いに関わらず、絶対評価で環境影響が少ないか許容できないかが決まるでしょう。】

 

2024年5月27日(月) 7:50

そういえば、以下の点は議論されていますかね。

https://www.mizuho-fg.co.jp/.../pdf/20220517release_jp.pdf

 みずほ証券のESG投資の指針に以下の表現がある。「ユネスコ指定世界遺産へ負の影響を与える事業 」もし、知床の携帯基地局敷設を世界遺産委員会が批判したら、携帯電話3社は自分たちの投資家の心配をしないのだろうか。

 

2024年5月21日(火) 14:34 

皆様
本当に必要な施設なのかどうか、設置希望者と議論する場があってよいと思います。
以下の議論を見ても、まずその点の認識に乖離があると思います。
知床の観光価値を求める人々の利便性を追求するために自然を損なうようでは、本末転倒でしょう。
小型漁船にとってはあったほうがよいという意見はあり得るかもしれませんが、本当にどこまでその希望があるのか。そもそも、その程度の希望のために施設を作ることが全国的に通常のことなのか。
自然の価値を認識する側と、【設置】の必要性を認識する側で、互いの見解を知る必要があるでしょう。