Adaptive Dynamicsと種分化論争

On Jan 12, 2007, at 9:26 AM, Hiroyuki MATSUDA wrote:

現在、Adaptive dynamics theory学派(ウィーン学派?)、あるいは進化ゲーム理論陣営による種分化理論をめぐって、集団遺伝学者の陣営から(私見では、多くは誤解にもとづく)さまざまな批判が行われていて、批判を集めた雑誌の特集号まで発行されるほど注目されています。これらの「批判の検討」を柱のひとつとして、種分化あるいはもうすこし広く進化動態に関する講演を組織してシンポジウムを組むというのもひとつのアイデアです。

 ○○さんの上記の投書、興味深く拝読。最近全然フォローしていません。これ(種分化理論論争)はBio-math全体に投げてもよいのでは?あるいは、英語でUlf Dieckmann, Hans Metz, Peter Abrams, Steve Ellnerあたりも入れて議論してもよいと思います。種分化理論は面白いけれど、どれだけ実証されているのですか?サンノゼで批判勢力も入れてセッションを企画してみますか?
 そういえば、Peter AbramsにAdaptive Dynamics(ウィーン学派)の感想を聞いていない。彼は種分化理論の支持者か?いずれにしても、【日米合同数理生物学会サンノゼ大会に】声をかけたらいかが?遠くたってくるかもしれない。
 【Adaptive Dynamics学派は、たしかに私やPeter Abramsのやったことを後追いした面があると思います。しかし、Ulfも最近は私たちをきちんと引用しています。しかし、種分化理論は私は全くやっていない。】