7.7あわら風発シンポジウムのお知らせ

7月7日に下記のシンポジウムを福井県あわら市で開催します。関心ある方の来場を歓迎します。
 下記シンポジウムでテーマとなる風発と鳥衝突のリスクトレードオフ解析も、このCOEのテーマに沿うものとなるでしょう。

風と生き物のシンポジウム〜風力発電と自然との共生を考える〜
 21世紀に暮らす私たちは、電気製品や自動車などを使いこなし、豊かで便利な生活を送っています。しかし、こうした快適さは、その基盤となる自然環境に大きな影響を与え、温室効果ガスによる地球温暖化、大気汚染などといった問題を引き起こしています。
 地球規模で環境破壊が進み、私たちのライフスタイルさえも見直しを迫られつつある中、二酸化炭素を排出しない風力発電は、太陽光発電バイオマス発電などとともに、地球に優しいクリーンなエネルギーとして注目を集めており、我が国はもとより、世界各国で導入が進められています。
 しかし、一方で、風力発電施設が、自然環境、特に野生生物に及ぼす影響を懸念する意見も一部にあります。
 このシンポジウムは、あわら市北潟で計画が進められている風力発電事業の概要を紹介しながら、風力発電施設が水鳥をはじめとする野生生物に及ぼす影響などについて、研究者の皆さんに意見交換をしていただくことにより、参加者みんなでエネルギー政策の展望と自然環境の保護のあり方を考えようという目的で開催するものです。
 皆さんの参加をお待ちしています。
□日時 平成19年7月7日(土) 13:20〜16:30(受付13:00〜)
□会場 あわら市観光会館 福井県あわら市舟津7-65(?0776-77-3455)
□プレゼンテーション
    電源開発株式会社
    財団法人日本野鳥の会
    株式会社ジェイペック
    横浜国立大学松田研究室
□パネリスト&コーディネーター(敬称略)
    岡  敏弘(福井県立大学経済学部教授)
    松田 裕之(横浜国立大学大学院教授)
    大河原恭祐(金沢大学大学院自然科学研究科助手)
    天野 達也(独立行政法人農業環境技術研究所研究員)
■主催 あわら市
■後援 経済産業省環境省福井県