風発

0.4羽の衝突死リスク

Date: Wed, 21 May 2014 09:41:19 +0900 根室のフレシマの風発事業に関して野鳥の会が反対声明を出したそうです。 http://www.wbsj.org/activity/press-releases/press-2014-05-19/ 事業者側だけでなく反対する側も定量的な衝突リスク評価を行いだしたことを…

ワークショップの件

Date: Mon, 18 Feb 2008 20:07:59 +0900 ワークショップ、楽しみにしています。 手短(25分程度)で「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」での発表内容と議論の様子、先日この研究会で視察した欧州の視察について紹介させていただきます。 それか…

7.7  あわら風発シンポジウム ビデオ

Date: Tue, 4 Sep 2007 13:02:49 +0900 (JST) 関係各位 7.7にあわら市で行った「風と生き物のシンポジウム 風力発電と自然との共生を考える 」の地元ケーブルテレビで放送された録画を下記サイトに置きました。http://risk.kan.ynu.ac.jp/sugimoto/awara07.h…

マガンの衝突リスク

Date: Thu, 19 Jul 2007 07:07:19 +0900 さて、野鳥の会の去年のマガン飛翔図を見ると、大群(1000羽以上)は2回ともに予定地を掠めたものです。今年の例もそのようです。距離を目視で見るには観察地点などのデータも必要ですが、【3基】以上の風車に衝突し…

風力発電施設と自然環境保全研究会論点整理(案)について

Date: Sat, 9 Jun 2007 11:37:42 +0900 (JST) 風力発電施設と自然環境保全研究会論点整理(案)について、拝見しました。率直に言って、ほとんど私の主張は反映されていませんね。*1 1)「RPS法が定めた数値目標、これをどうやって達成するか。まず、こ…

7.7あわら風発シンポジウムのお知らせ

7月7日に下記のシンポジウムを福井県あわら市で開催します。関心ある方の来場を歓迎します。 下記シンポジウムでテーマとなる風発と鳥衝突のリスクトレードオフ解析も、このCOEのテーマに沿うものとなるでしょう。風と生き物のシンポジウム〜風力発電と自然…

野鳥の会会報4月号の表紙

On Fri, 8 Jun 2007 19:52:20 +0900 http://www.wbsj.org/nyukai/magazine/2007.html 上記に4月号表紙が見えますね。 5月号に載った感想を見てもわかるように、野鳥の会は反風発団体となりつつあるということでしょう。

第3回風力発電施設と自然環境保全に関する研究会での松田の発言

平成19年5月29日(木)16:00〜18:00 環境省公式サイト 2.場所 各省庁共用1028号会議室(経済産業省別館10階) 松田の発表はこちら その他の発言(議事録より) 【松田委員】 私の資料の4枚目をちょっとごらんいただきたいんですが、…

渡り鳥の飛翔エネルギー

Date: Thu, 29 Mar 2007 19:19:24 +0900 今、風車問題に取り組んでいます。佐田岬などにたくさん風車を建てると、渡り鳥の飛翔経路が変わったというデータがあるようです。 鳥の衝突ばかりが問題でしたが、当然、経路が変わればそれだけ余分に疲れると予想さ…

風力発電施設と自然環境保全に関する研究会

第2回での私の発言は以下のとおり(正確な表現は、議事録公表後に掲載します) 大野委員と岡安委員の発表を聞いて、環境団体にも多様な意見があると思いました。 ・・・ オジロワシの剖見について、風発以外の事例も提示頂きたい・・・風発だけ衝突死を【記者…

風力発電施設と自然環境保全に関する研究会

第1回における 松田の発言 は以下のとおり(赤字は誤植修正、太字は強調) 【松田委員】 まず、これは祓川さんの資料5の11枚目、12枚目あたりなんですけれども、まずアメリカの例に比べて風力発電によるバードストライクが少ないということはありますけ…

オジロワシ死亡53事例についての解剖情報のお願い

Date: Wed, 2 May 2007 09:50:32 +0900 横浜国立大学の松田裕之です.「風力発電施設と自然環境保全に関する研究会」がはじまりました.このような意見交換の場を儲けた意義を高く評価し,委員の一人として参加させて頂いたことに感謝しています.今後も活発…

補助金と環境影響評価のインセンティヴ

Date: Mon, 7 May 2007 10:03:37 +0900 ある方から、以下のような情報をいただきました。 似たような発想で、環境影響評価を事業者に促すことを提案すればうまく行く可能性があるでしょうか?実施するとなれば環境省の予算でやるのが筋だと思います【】。今回…

松田 環境省エネ庁風力発電検討会でのプレゼン内容案

Date: Sat, 28 Apr 2007 08:57:13 +0900 (JST) 環境省自然環境局(国立公園)、経産省エネルギー庁合同の風発問題の検討会があり、私はその委員をしています。少し先の話ですが、私の意見表明の際の資料素案を[risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2007/070529.ppt:t…

計画への市長声明について

Date: Sun, 4 Mar 2007 07:17:50 +0900 加賀市地域振興部環境安全課生活環境係 担当者殿 電子メールで失礼します。私は横浜国立大学教授の松田裕之と申します。生態リスクマネジメントを専門としています。風力発電の鳥衝突問題についての環境影響評価を研究…

片野鴨池観察館

Date: Fri, 9 Mar 2007 10:26:56 +0900 【鳥が観察館の】近くまで寄ってくるといっていましたね。避けているのは、もともとの池でなく田んぼだったからというせいもあるでしょうが、風発が稼動しなくても邪魔という意見を言うなら、観察館のほうがはるかに邪…

3.30環境省・エネ庁第1回風発検討会

Date: Sat, 31 Mar 2007 08:43:28 +0900 本日 環境省・エネ庁第1回風発検討会がありました。野鳥の会の委員がいくつか風発の事例を紹介したとき、これは悪い例ではなく、よい例という紹介をしたのには驚きました。また、抽選前に検討会を開いた汐首岬の例を…

風力発電と戦略的環境影響評価

Date: Wed, 28 Mar 2007 23:50:08 +0900 今朝【3/28】の朝日新聞に、発電所はSEAから外れたと報道されていました。 30日に風発の検討会がありますね。風力だけでも戦略影響評価(SEA)を行うという目はないでしょうか?風発は大手電力会社と異なり、彼らに売…

3.16横浜国大シンポジウムのお礼

Date: Mon, 19 Mar 2007 17:01:23 +0900 講演者の皆様、当日は慌しくしていまして、行き届かぬ部分が多々あったと思いますが、皆様のおかげで大変実りあるシンポジウムを開催することができたと思います。 ありがとうございました。 このシンポジウムの講演…

3.16シンポジウム会場準備など、ありがとう

Date: Fri, 16 Mar 2007 23:52:37 +0900 松田研M1 杉本寛さん、皆さん 本日は立て看板、道しるべ、マイク、照明、受付など、手際よくやっていただき、ありがとうございました。おかげさまで、大変有意義なシンポジウムを開催することができました。 横浜国大…

風力発電と水素燃料電池

Date: Mon, 12 Mar 2007 16:44:58 +0900 以下の論文は面白いです M. Z. Jacobson et al. Cleaning the Air and Improving Health with Hydrogen Fuel-Cell Vehicles Science 308:1901-1905 DOI: 10.1126/science.1109157 Supporting Online Material 細かい…

3.16 横浜国大風発シンポジウム 講演要旨

Date: Sun, 4 Mar 2007 17:48:08 +0900 3.16 横浜国大風発シンポジウム 以前お伝えした下記のシンポジウムの講演要旨ができました【】。 風力発電については、地球温暖化対策の有力な代替エネルギーであり、その推進が期待される半面、「一切の鳥への影響に…

風力発電に関する加賀市長の見解

Date: Fri, 2 Mar 2007 09:51:43 +0900 下記の加賀市の公式サイトに掲載されている加賀市長の見解には驚きました。 あわら市における「風力発電施設」建設に係る野鳥等保護について、下記のとおり加賀市と(財)日本野鳥の会等が共同記者会見を行うと共に、…

函館市汐首岬の風力発電計画について

Date: Fri, 16 Feb 2007 21:16:36 +0900 【2/16(金)の北海道電力(株)殿の入札/抽選会の結果、上記案件が実施できる見込みが殆どなくなったことについて。】それは残念でしたね。現在の制度では、入札/抽選に当選してから合意形成を図っていては、係争す…

「不都合な真実」から目をそむける風発反対運動

先日、「不都合な真実」を見ました。あそこにもしっかり風力発電の映像がありました。CO2削減のために風発を推進しようという趣旨だったと思います。実際にCO2削減に繋がるように、そして鳥の衝突などの影響が小さくなるように、工夫を考えたいと思います。 …

1.27金沢大学里山シンポジウムでの風発の議論

Date: Sat, 3 Feb 2007 18:58:21 +0900 1月27日はわざわざ金沢までいらしていただき、ありがとうございました。主催者(の雇われコーディネータ)として、お礼申し上げます。 会場でも話題になりましたが、風力発電は里山運動をしている方にとっても心配の種…

風力発電施設と自然環境保全に関する研究会

風発の委員になりました。 洋上風発も検討するでしょう。その際に、人工漁礁も作って漁業者の合意を得る必要があるでしょう。 国立公園(陸上)は、特別地域を除けば、今でも作ることができるはずです。

3.16横浜国大風発シンポジウム

Date: Tue, 23 Jan 2007 23:33:29 +0900 下記のシンポジウムを開催しますので、お知らせします。プログラムなどはこちら横浜国立大学21世紀COE「生物・生態環境リスクマネジメント」第X回公開講演会日本における風力資源エネルギーの可能性 −環境への負荷,…

景観問題

Date: Thu, 4 Jan 2007 15:03:59 +0900 → 風力発電については、鳥の衝突ばかりが大きく取り上げられていますが、反対している人の気持ちの中には、景観を損なっているという問題が、少なからず根底にあるような気がします。しかし、このことがまったく取り上…

会議の開催 疲れました。

○○さん c○○さん 12月2日に無事、函館で野鳥の会と事業者を交えた風発の委員会が開催できることになりました。開催準備の行き違いから、ボイコットとか、手続きをめぐる泥仕合とか、さまざまな可能性がありましたが、何とか収まりました。 というわけで、下…