水産物の洋上投棄と陸上廃棄

Date: Mon, 4 Aug 2008 16:07:49 +0900
今日は工場見学などを満喫
 環境団体は漁獲物の洋上投棄を問題にするけれど、スケトウダラすり身工場(MSC認定の最大の水産物)の歩留まりは3−4割程度。それも魚体の組成などで1割程度の違いがある。母船上ですり身を作る場合は頭部(かま)などは捨てている(漁獲量には数えている)。洋上で捨てずに持ち帰ればよいというものではない(むしろ、後から燃料費をかけて沖合いに捨てに行っている)。もう少し現実を見ないといけないと思った。
 でも、いろいろアイデアは生まれた。経済効率だけでなく、生態フットプリントなどを評価すればよい。環境に優しい漁業が、もっとも歩留まりの良い漁業とは限らないはずだ。