J-BON海洋分科会への意見

Date: Tue, 6 Jul 2010 10:51:04 +0900
JBON海洋部会、1日しか出られなくてごめんなさい。この間、JBONおよび環境省推進費の日程は私が出られない日が連続していて、JBONの取組みがよくわかりません。また意見を言う機会もありません。矢原さんからは個人的にいくつか説明を頂き、ありがとうございました。
 海洋について、いくつか意見を述べます。

  • JBONの取組みが「漁業・生物多様性保全」とあるのは少し物足りません。漁業以外の生態系サービスも視野に含めるべきであり、そのアイデアは「里海」に取り組む人々からのInputが有効でしょう。
  • 漁業を重視していただくのはありがたいが、その割りに水産学者がほとんどJBONに含まれていない。特に、JBONには水産学会政策委員会の人間をもう少し取り込んでいただきたい。(私からも参加を呼びかけます)
  • MPAの定義を明確にすること(YagiらMarine Policyの論文が参考になる)がCOP10では重要になります(これは社会科学者が必須)。これはアジア諸国にも共通の課題でしょう。また、実際に日本のMPA内(その図示も今後の課題)でどのように生物多様性と生態系サービスが保全できてきるかを評価する取組みが今後必要です。
  • 零細漁業の定義を日本とアジアでしっかり行うことが重要です。零細漁業の保護と企業体漁業の規制改革を同時に行うべきです。
  • 政策提言とは何か、具体像が見えません。私見では上記のような提案を行うことで、現時点では、MPAの面積は○%がふさわしいと言うようなことではありません。そのためには、現在の日本とアジアの海洋生態系の問題点を整理するところから始めるべきでしょう。

 これとは外れますが、内水面部会にも水産学者(水産学会政策委員)を加えていただきたい。