「御用学者」について

Date: Mon, 28 Mar 2011 17:18:13 +0900
 御用学者、言わせたい人には言わせて於けばよい。(最近、自分で「御用学者といわれています」といいます。だからといって、政府の御用聞きになるつもりは全くありません。)
 そのような表現を使う市民こそ、市民の「御用聞き」学者を求めています。我々科学者の間でも、いつも意見が一致するわけではありません。科学論争においても、科学者として社会に提言する内容としても。いつも一致しないからこそ、一致する見解には価値があります。
 【沿岸復興策については】ぜひ、漁業のこともお忘れなく。被害を0にする防災対策ではなく、被害を出しても軽減する緩和策も重要(もともと、沿岸は番屋があれば漁業はできます。いつでも避難できるようにするほうが良い場所もあるでしょう)といっています。ご参考まで。
 明日、水産学会政策委員会勉強会を13時から海洋大で行います(委員会は12時から)。その場でも、提言案を議論します。