先日の東大のシンポジウムでは、ご出席のうえコメントをいただき、ありがとうござました。
当日の矢原さんのスライドはよくできていたと思います。【】
矢原さんも強調されていたように、現場重視というのが今回の一つのキーワードでした。大局的な評価指標、保護制度も、実際に地域の自然資本の持続的利用に生かされてこその価値だと思います(気候変動ではCO2は全球変量ですが、守るべき自然資本は地域に属します。当日も受益者と負担者のScale mismatchという話がありました)。
日本の有識者検討会では、異分野の方と現場を一緒に見るという作業がよくやられます。これは大いに意味があると思います。昨年、私は辺野古を委員をして、現場を視察しました。防衛省は同時に現在の普天間も見せてくれました。これも、俯瞰的に考える上で重要なことだと思いました。
現場重視を私も日ごろ強調していますが、ユネスコ本部の方々にも共感されていると思います。