10.19里山マイスター養成講座

19日に能登空港階会議室で、金沢大学主催の里山マイスター養成講座を行った。私は3時過ぎ到着予定の羽田から能登空港直行便に乗ったのだが、悪天候と整備不良のため、空港上空で急遽羽田に引き返すことになった。講師不在では講座は開けない。羽田到着は16時、それまで主催者に連絡もできない。
 能登空港ができて、便利になったが、こういうときは代替交通機関がない。受講者ならともかく、講師としては、やはり朝の便で行くのが責務だろう。リスク管理の失敗と反省した。
 引き返すときに不思議だったのは、悪天候だけでなく、整備不良まで機長が乗客に説明したことだ(この説明は、能登空港内待合室にはなかったらしい)。乗客から不安と不満が噴出しないか心配したが、ほぼ満員の乗客は大変おとなしかった。能登の人々は立派である。
 その説明のわけは羽田到着して分かった。すぐに機体を交換して再出発するという。30分待機の予定が1時間待ちになったが、小松に行く可能性のある条件付き運航で再出発し、無事、18:40頃に能登空港に降り立った。到着前は本当に揺れがきつかった。到着ロビーからすぐに会議室に案内され、30分遅れで講義を始めることができた。
 能登空港能登半島の4市町の中心にあるらしく、この講座には便利だという。大変思い出深い講義ができた。
 改めて、リスク管理の甘さを反省し、受講者にお詫びする。また、適切に運行していただいた全日空に敬意を表する。