11/14 横浜シンポジウム「海の不思議を探る」

Date: Mon, 2 Nov 2009 14:27:50 +0900
 10月31日、国連大学でコスモス国際賞の受賞記念講演会がありました。その席でも、生物多様性条約(CBD)の取り組みについても述べさせていただきました。
 CBDでも、海が議論の焦点となります。我が横浜国大海センターでは、開学60周年記念事業の一つとして、下記のシンポジウムを開催します。参加者概数把握のため、11月9日までに参加申込みをしていただければ幸いです。皆さん、ふるってご参加ください。

■シンポジウム「海の不思議を探る」(11/14)の参加者を募集
−日時:11月14日(土) 13:30−17:30 (交流会17:45−19:30)
−場所:横浜市開港記念会館(みなとみらい線日本大通り駅」交差点向)

講演(1)「不思議な深海生物の生態・分類研究;驚き話、苦労話、うら話」
・・・・・・・Dhugal Lindsay  (独)海洋研究開発機構JAMSTEC)研究員
講演(2)「水族館における“海”の展示;水族館の「?」を「!」にする話」
・・・・・・・小賀坂 理 恵  横浜・八景島シーパラダイス飼育技師
講演(3)「海洋底:地球に残された最後のフロンティア」
・・・・・・・有 馬  眞   横浜国立大学環境情報研究院長
−パネルディスカッション:テーマ「海の不思議を探り、海の生物を守る」
コンビ−ナ 菊 池 知 彦   横浜国立大学環境情報研究院教授
パネリスト 加々美 康 彦   中部大学国際関係学部准教授
〃   Dhugal Lindsay  (前掲)
〃   小賀坂 理 恵   (前掲)
〃   有 馬  眞    (前掲)
〃   松 田 裕 之   横浜国大学環境情報研究院教授
−参加費:無料(ただし、交流会は一人様3,000円)
−プログラムの詳細および参加申し込みは、海センターのwebsiteで。
http://www.cosie.ynu.ac.jp(トップページ左の「シンポジウム」をクリック)

趣旨説明
横浜国立大学では、2006 年よりシンポジウム・シリーズ「横浜から海洋文化を育む」を開催してまいりました。第1回は「新たな海の世界に向けて」(2006.7.5)、第2回は「東京湾の利用と環境を考える」(2006.11.6)、第3回は「対立と協調の海」(2007.4.13)と続き、第4回は統合的海洋教育・研究センター(海センター)の設立記念シンポジウム(2007.11.3)としていずれも学内会場で開催してきました。そして第5回「統合的海洋教育の将来・国際シンポジウム」(2008.3.21、パンパシフィックホテル横浜)、第6回「東京湾を知る、守る、利用する」(2008.12.9、横浜市開港記念会館)を開催いたしました。
他方、海センターでは大学院生を対象に「統合的海洋管理プログラム」の第1期(2007年度後期・2008年度前期)、第2期(2008年度後期・2009年度前期)に実施し、現在、第3期プログラム(2009年度後期・2010年度前期)を実施中です。この間、今年の3月には第1期生13名に副専攻修了証を授与し、初めての修了生として送り出すことができました。なお、この「統合的海洋管理プログラム」の講義は、本学の公開講座の一つとして位置付け、毎回多数の外部聴講者も受け入れており、好評を博しています。
 さて、海センターでは、昨年の第6回に続き、日本財団助成事業の一環として表記のシンポジウムを開催することといたしました。今回もできるだけ地域に密着したかたちで企画し、講師陣およびパネリストに地元横浜、神奈川の海に関する研究機関や水族館関係者をお招きし、これに本学教員も加わって、別掲のようなプログラムとしてご案内申し上げる次第です。
 皆様お誘いあわせの上、多数の方々のご参加をお願いいたします。