コスモス国際賞

Date: Mon, 2 Nov 2009 15:00:58 +0900
31日、国際賞、無事終わりました。
 コスモス国際賞、ネット中継していたようですね。残念。
http://www.expo-cosmos.or.jp/whatsnew.html
 生態系サービスという言葉は、お金がすべてという意味ではないという根拠として、MaterCardの宣伝文句を紹介しました。あれはアメリカで最初に使われたんですね。

There are some things money can't buy. For everything else, there's MasterCard
お金で買えない価値がある、買えるものはマスターカード

彼女がNewYorkの水源税の話しをしたので、私も神奈川の水源税の話しをしました。聴衆の四半分程度が、水源税のことをしっていました(意識が高い)
 生態系サービスより自然の恵みと呼ぶと指摘し、「昔の日本人は、食事の前に手を合わせて感謝していた。今、そうしている人は」と聞いたところ、予想外に多く、1割以上の人が手を挙げました(年配が多いかも)。Gretchenに「米は一粒残さず食べるよう教育された」とも説明しました(後者は、今でも私は実行しています。インド人には負けた。彼らのお皿は本当にきれいに食べつくしていた)。
 自然と人間が共生しているとは思わないといいました。多くの場で、人間は自然を利用して損なっている。英語ではHarmony Between Human Being and Natureと表現しているが、これは日本語とは違う。しかし、生態学用語としての共生ではなく、仏教用語(日本の浄土宗)の「Tomoiki」ならば、英語の表現にぴったりだろうといいました。