原発被災地を「食べて支援しよう」

Date: Sat, 19 Nov 2011 19:08:50 +0900
 昨日は勝手放題の意見を述べたにもかかわらず、【】思ったより、「食べて支援しよう」に理解をいただいたようで、勝手ながら意を強くしました。もちろん、心配なさる方は「汚染食品」を避けてくださいと申しました。ストレスがより大きなリスク因子です。
昨日の資料は英語版の汚染状態は下記サイト
http://ecorisk.ynu.ac.jp/matsuda/2011/111105公開版.pptx
 ○○先生が原発の再稼働に反対だというのは意外でした。経済への影響が大きすぎると私は漠然と思っていましたが、経済の専門家がそう仰るならば、今後は意見を変えるかもしれません。
 都知事宮古市の瓦礫を受け入れた問題ですが、市民の声に耳を傾けない【】からこそ実行できたというのは皮肉な話ですね。首長は皆、次の選挙の票が怖いのでしょう。有識者検討会を作ってそこに責任を投げる手もあると思います。
 どこまでリスクコミュニケーションすべきかですが、情報を全部出せばよいとは思いません。検出限界を(本当はもっと小さく測れるのに)あえて下げないという行政対応の気持ちに、私は共感します。クマ【の保護管理が人身事故を起こすリスクを想定しているが、しっかり説明しているとは言えないという】例を出しましたが、私も自分がかかわる事例で、十分なリスクコミュニケーションができているとは言えません。私自身はもっとやるべきだと思っていますが、行政が乗らないこともあります。そのときに、抗議して辞任することは考えません。

Date: Sat, 19 Nov 2011 19:54:16 +0900
 北大で話した放射線の話「食べて支援しよう」を、昨日NGOで話しました。【】心配したが、思ったより共感を得ました。【】「安心と不浄と差別は一体だ」と言い切りました。