【私より前から横浜国大にいた】元21世紀COEフェローの牧野光琢さんが日本農学進歩賞を受賞します。 まだ授賞理由を聞いておりませんが、牧野さんは知床世界遺産海域WGとして遺産登録に大きく貢献され、この逸話を元にした論文により、2010年に国際コモンズ学会が知床を「日本の沿岸漁業の共同管理」と題して世界の6つのインパクトストーリーの一つに選定し、国連大学と生物多様性条約事務局がまとめたSatoumiに関する報告書【に知床の紹介を書きました】。
そのほかにも、Springerから単著で”Fisheries Management in Japan"を出版し、PICESやIUCNなどの国際機関で日本の漁業管理制度を紹介し、国際的な枠組みの中でその取り組みを位置づける活動を続けています。また、彼が中心となって水産総研がまとめた「我が国における総合的な水産資源・漁業の管理のあり方」をまとめました。
受賞講演会が、平成24年11月26日(月)午後1時から東京大学農学部弥生講堂において行われるそうです。
牧野さん、おめでとうございます。