知床遺産のケイマフリについて(2009年2月の議論)

Date: Thu, 5 Feb 2009 00:03:34 +0900 (JST)
 【知床世界遺産】調査報告会、ご苦労様でした。
 今回、ケイマフリの急減の話と、知床岬のシカの齢構成(0-2歳がほとんど獲れなかった)は衝撃的でした。
Date: Fri, 6 Feb 2009 10:51:40 +0900
 【福田佳弘さんのStrixへ】の投稿原稿、ありがとうございました。早速拝読しました。個体数(観察数)が100以下に減った点はまだStrix原稿には書いていませんね。
 ご指摘のように観光船とケイマフリの対立を煽るよりは、生息数減少の実態を彼らと社会に周知し、観光船に改善を求めるのがよいと思います。観光船にとっても、ケイマフリは重要な観光資源の一つであり、減っている【な】ら、対策を採る方向に向かうでしょう。
 【】大事なのは、ケイマフリが営巣育雛し続けることだと思います。その意味で、この問題点は明快です。保護団体にとっても観光船にとっても、取り組みや指針でなく、ケイマフリの存在という結果が重要なのですから。
 【ケイマフリが】どこか別の場所に行っているかもしれませんが、絶滅危惧種の遺産地域での営巣を3-4年で3割近く減っているというのは由々しきことです。
 どの地域での観察数が、どのように減っているかが重要ですね。報告会でのこの情報を、何らかの形で公表していただくとありがたいです。調査報告会の報告書には書かれるのでしょう?それを早めにHPや記者発表などで発信していただくとありがたいです。
Date: Thu, 5 Feb 2009 13:16:26 +0900
【「ケイマフリも今年から手を打つべき」という座長意見に】私も同感です。利用適正化委員会がすぐに動けばよいのですが【】、まず、世論が大切でしょう。
 科学委員会としてメールで議論したいと思います。【】いずれにしても、ケイマフリが観光船のよく行く場所で営巣しなくなったこと、数が急減していることは、観光業者にとっても由々しきことだと思います。本来は彼ら自身が問題にすべきでしょう。
Date: Sat, 7 Feb 2009 16:07:41 +0900
 【「100m以上離れるというルールを、観光船主&船長・船員が、ケイマフリを保全するための共有のルールとして守ればよい」という座長提案に】はい、同感です。今回は観光資源そのものへの影響が指摘されているので、本来、話は早いはずです。【】