Date: Mon, 9 Jan 2006 17:42:16 +0900
保全誌編集長は疲れます。学問的な校閲意見だけでなく、政治的な主張に対する校閲をすることが多々あります。私から見て、とても科学的な見解とは思えない主張がありますが、著者は科学的だと思っているので価値観を裁くことになります。【】それがまた、学会員に根強い「保全は科学ではない」という主張に火をつけそうだと私には思える内容もあります。それが一部会員の勝手な主張といえばそれまでですが、学会決議に反映され、生態学の社会的ニーズがそれに影響されるという事態を面白くないと感じる人々の主張も理解できます。【】学会内部の対立がますます深刻になりかねないことを私は恐れます。ただし、それは私の杞憂かもしれません。