水産エコラベルについて

Date: Tue, 8 Apr 2008 16:50:54 +0900
 大日本水産会のエコラベルはまだこれから【で、今からわれわれが取り組んでも遅きに失したとはいえない】と認識しています。同様に、WWFなどが進めたMSCもそのまま世界標準とはいえないかもしれないので、大水のエコラベルがMSCに「乗り遅れた」ともいえないでしょう。
 今、生態学里山グループとは 西洋的価値観について
1.Stewardshipとは神からの信託である
2.米国生態学者は、それに対して先住民の自然=人間関係をTraditional Knowledgeと捉えて評価し始めている(昨年のPewMarineConservationMeetingでも5年前の禁漁区運動中心からTraditional Knowledge研究者に受賞対象が変わった)と思います。
3. 日本の知床や沿岸捕鯨はどちらでもありません。
 MSCに対置するものは、十分世界で可能性があると思います。ただし、それを作る日本の担い手の発想が上記の枠組み1−3のどこに位置するかが見えません。