チリ事情

Date: Wed, 29 Apr 2009 21:54:03 +0900 (JST)
PS ダラスで飛行機2機の二重整備不良で一日足止めを食いましたが、28日午前中(現地時間)にサンティアゴに着き、午後からカトリカ大学生態学科(水産や海洋生物ではない)のDC院生約10名、PD1名を相手にゼミをしています。彼らも普段はスペイン語でゼミをするらしく、ときどきCastilla教授がスペイン語で質疑を取り持ちます。初日は順応的生態系管理、今日は共同管理、明日は生態リスク管理について話しますが、教授が事前に私の論文を読ませているので、私の英語でも十分理解してくれている(教授の弁)ようでやりやすい。院生の負荷はたいへんでしょうが、いい考えですね。
 チリでも零細漁民対策をおこなっていますが、米豪のように先住民対策ではないということ。その点では日本に近いかもしれません。週末には近くの現場に連れて行ってくれるそうです。