伝統知の重要性

Date: Mon, 30 Mar 2009 11:49:57 +0900
 私がアジア視点の哲学として「多元的地域的価値観」に加えて掲げた「伝統知の尊重」はそれなりに理解を得られたと思います(私事ですが、私の義伯父(宮城信勇)は「石垣方言辞典」(1231p+344p)を著しています。興味ある方はお貸しします)。
 我々の「まともな主張」がアジア視点の「多元的価値観」「伝統知」「リスク共生」「共同管理」「予防的順応的管理」のどれに該当するかを明示すべきだともご意見いただきました。これはすぐに行います。
 最後に、留学生への教育として、実は英語だけでなく、日本語が大事ではないかともご意見いただきました。つまり、留学生が卒業後日本と交流する(就職やビジネス)上で、実は日本語が重要だと。たしかに、日本語学校や普段の生活で日本語は身につけるでしょうが、他国と異なり、日本は専門用語も日本語化しています(中国は?)。これはCOE教育プログラムとしても重視すべきかもしれません。この点、皆さんの意見はいかがでしょうか?
 さて本題です。加藤さん、ありがとうございます。加藤さんの尾瀬シンポジウムは重視して中間評価報告書案にも明記させていただいています。P15のリストはCOE予算で開催、招待したものを載せるそうなのでそこには含めませんが、本文中に記します。また、「国立公園の法と制度」は仰るとおりです(感謝)ので、P2に加筆します。

皆さんもご意見よろしくお願いします。