水産総研センターの人事公募

Date: Sun, 07 Feb 2010 11:10:07 +0900

下記に水産総合研究センターの人事公募が載っています。
http://www.fra.affrc.go.jp/saiyo/
http://www.fra.affrc.go.jp/saiyo/22kenkyu220501.pdf
 たとえば、水産資源となれば、個体群生態学、数理統計関係の人材は貴重です。直接水研に親しい方がいらっしゃらない方でも、関心のある方がいましたら応募されるとよいでしょう。
 年齢制限(昭和51年4月以降産まれ)がついて筆記試験が課される(要するに、公務員試験を受けるようなもの)そうですが、少しでも関係あると思われる分野の方ならば、ひるまず応募されることを私は勧めます。私が水研に就職するときも、水産分野の実績はほとんど皆無でした。
 また、どんな分野なのか事前に知りたいという方がいましたら、交流や説明の機会を私でよければ斡旋しますので、ぜひ連絡をください。(私も、そのようにして転職する前に研究会に参加する機会がありました)
 私の専門に近い分野に限れば、PDの働き口は昔よりずっと多くなったと思います。しかし、Tenureの研究者の道が広がったかといえば、そうともいえません。きわめて厳しくなったともいえるでしょう。新たな展望を絵に描く前にG-COEの仕分けをするなど、若手研究者の夢を奪ってしまった現政権の政策には大いに失望したところですが、水研などでは研究者として生きていく道が残っています。まだ、需要と供給のMismatchがあると私は思っています。
 なお、上記以外にも水研の採用枠の情報はいろいろ出てくるようですので、それも含めて、興味ある方はお知らせ下さい。特に 何でもやってやろうという若い方 あるいは いろいろ苦労を重ねて研究者人生をあきらめ切れている方の連絡をお待ちしています。
 なお、このたび(社)水産資源・海域保全研究会を立ち上げました。今後公式サイトを立ち上げ、徐々に情報発信を整備しますので、これも関心ある方の参加を歓迎いたします。
http://risk.kan.ynu.ac.jp/matsuda/2010/CoFRaME.html