象牙取引の摘発はおとり捜査ではないか

Date: Tue, 11 Oct 2016 13:34:31 +0900
東京新聞2016.1.12付の報道だけでは、【象牙保持者を装うEIAという団体の調査員が電話で】正直に違法品であると相談して、昭和以前といえば登録できると【自然環境研究センターの職員が】指南したと読めると思います。これは由々しきことです。【2016.10.17の産経新聞も同様です。】
 文書【の図3】を読む限り、EIAなる動物愛護団体は自然研に対して「覆面捜査員は父親が所持していた象牙を昭和時代から見ていたが、それを証明するものがないという想定で登録の相談を持ち掛けている。それに対して、昭和のものなら合法だと答えているだけだ。」と思います。違法なものを昭和といえば大丈夫と指南はしていない
 【取材内容は上記文書の通りだとすれば、】このような覆面捜査は、囮捜査だと思います。「違法取引を指南」(東京新聞見出し)とか「促進」(本文)という言い方は、覆面捜査員が嘘をついている時に成立します。つまり、ただの覆面捜査でなく囮捜査だと思います。