特定鳥獣保護管理計画の可能性

Date: Wed, 7 Dec 2005 01:49:27 +1200
○○さん、皆さん
現場感覚がないので、無知を承知で仮の意見です。【】ご批判ください。

→生態系保全やシカ管理に関する協議会の必要性

 合意形成の場(地域協議会)は主たる利害関係者すべてが入らないとだめ。かかわりの程度は違うので、皆が対等というのではないが、それぞれの関わりに応じて担う【】。

結局屋久島では(屋久島でさえ)シカの生息状況も被害状況もモニタリングどころか基礎調査さえまだ行われていない。

 そんな泣き言は言わないでくださいよ。2年かけて【】やったのが基礎調査です。基礎調査は基本的にあと1年で終えないと。あとはほとんどモニタリングだけです。基本的には環境省予算も科研費も当てにはできません。ある程度科研費はありますが、この3年間(プロジェクトY)より1桁以上少ない。
 その間(あと1年)にモニタリング体制も考えるんです!【】
 人の輪を広げるのは賛成です。予算はないですよ!
【町役場などを回り被害対策を検討していたとの報告に】それはよかった。 これは猿対策も視野に入れているのですね。【】シカだけなどと言うつもりはありません。初めから猿も必要だと思っていました。
【】科学委員会は本来官製品でなく、第3者組織であるべきです。日本ではこれができていない。行政が作らないなら、我々が結成してしまえばよいのです。予算は手弁当で半永久的に!【】
 【】要するに、ガイド協会(って一つ?)、猟友会(2町で二つ?)、行政(県)、農協、森林管理事務所(林野庁?)などとのネットワーク作りが必要です。○○さん、期待していますよ!○○省、○○省、○○庁などへの根回しも必要です。 また、他の研究者集団やさまざまなグループとの関係も重要です。

・駆除個体の産業的利用

 エゾシカ協会のような取り組みが必要です。起業家の発想が必要ですね(今日は、環境NPOなどが起業家の発想がないという指摘のセミナーを学内で聞いたのでがっくり)【】

・・・こう考えると、○○には、協議会や単なる団体でなく、関係する組織や研究者や個人をコーディネートする機能を最も期待したいところです。

 はい。その通りだと思います。あと、信用できるジャーナリストが必要です。研究者と同様、よそ者の起業家とジャーナリストはよく見ないとやばいです。