外来種対策

Date: Fri, 2 Jun 2006 06:35:54 +0900
○○さん お早うございます。

たぶん、心配していただくほど、○○の外来種対策の状況は悪くなく、逆に根絶の実現はやはり現実的ではないのです。

 これは想像できますね。数は着実に減っているので、現場も手ごたえを感じている。しかし、根絶は別問題です。それはその通り。だから、しっかり考えるべきです。今のところ、二の矢三の矢は○○だけですか。これ、○○で根絶に成功したとか、実績があるのですか?
 状況を正確に把握するには、統計学者の力が必要です。特に、分布が拡大すれば、どう個体数や密度を推定するか、○○さんが協力していただけるなら、とても興味があります。

Date: Fri, 2 Jun 2006 08:37:58 +0900
小地域根絶を初期目標にするのは、○○さんがやっている○○の計画ですね。○○で、小地域でも根絶できているならば、何か手があると思います。私はあくまで根絶の方途を考えるべきだと思います。今から「軟着陸」など言っていては話になりません。しかし、根絶が極めて難しいというのは、おそらくその通りなのでしょう。 必要条件を早めに明確にしたいと思います。
 【鹿の議論も並行して行うと言うのは】理解できない。シカは根絶が目標ではない。減らすだけなら共通しているが、それは既にある程度成功している。根絶はシカ管理とはまったく別です。外来種駆除事業の成功をシカに応用できても、その逆は思い浮かばない。
 それぞれの意見や動機が違うのは良いですが、議題は明確にしないと、始まりません。今の事業を成功させる必要条件を探るというのが共通点だと思っています。成功しないことを証明するということでも良いが、それと違う話をしても、始まらない。
 【あなたのご意見は、】基本的には【外来種と在来種の】共存を目指す戦略です。それも一つの選択ですが、根本から目的が違う。